12月12-15日

西村幸夫東大教授のお誘いで富山空港から入り、白川郷世界遺産登録15周年の会。といっても集落の畳敷き公民館でのアットホームな会。あちこちに石油ストーブはあるが寒い。たしかに合掌作りの集落は夢のような眺めであった。宴会は5時から10時と長い。寒いのもあって、先に帰って孫九郎という民宿に泊まる。中はじゅうぶん近代化されていてウォッシュレットもついた洋式トイレもあった。小父さんの話を同宿のオーストリアの学生たちに通訳していたが、囲炉裏で目が痛くなり1時間ともたず。
翌日、こんどは五箇山に移動して、西村さん、町並み保存連盟の山本玲子さんと、これまた重文民家の囲炉裏端でシンポ。参加者はきっと寒かったであろう。この日は温泉泊。これまた宴会が長かったが、泊まる部屋が宴会場の並びだったので、ときどき15分ずつ仮眠しながら夜中すぎまでつきあう。
14日、わたしは飛騨古川にて町並み見学。ここまでで朴葉焼きを4回いただいたことに。飛騨高山を29年振りに訪れる。