2014年10月 のアーカイブ

7月5日

2014年10月8日 水曜日

3時より、「国立さんを囲む会」。神宮外苑に数百人の人が集まり、新国立が建つとどこまで来るか、風船を上げて示した。自然集合自然解散、シュプレヒコールなしという穏やかな意思表示。この日、友人の寄田さんが国立競技場周辺を馬車でまわってくれた。親子連れや私たちの仲間が乗り、カンパも13000円集まった。由布院からも佐藤宏信さんが手伝いにきてくれた。しかし馬車を走らすのに、「山田風太郎さんと明治天皇が相談して雲の上から幻灯辻馬車を使わした…」と冗談をツイッターしたら、お前は天皇を礼賛するのかときた。「神宮外苑は東京の聖地」と横断幕にかいたら「国立競技場は権威の象徴、解体して集合住宅を作り、直ちにオリンピックを返上せよ」と反論がくるし。

ところで、神宮の森は林学者本多静六の構想したもの。由布院を保養温泉にしたらいいと提言したのも本多。日比谷公園計画にも関わっている。由布院の小林華弥子さんにメール。

「本多静六の養父は本多晋(すすむ)といって埼玉の宿場の名主かなんかで、彰義隊の副隊長になるのですが、足をけがして外出中、上野の山に入れなくなって、上野戦争に参加できなかった。それで維新後は上野の東照宮の宮司になって、戦死した仲間を弔う一生を送ります。その人が見込んだのが本多静六で娘の婿に迎えるのです。私は本多静六についても調べて書いたことがあり、そのとき息子さんにお会いしました。その方も立派な人でした」

7月3日

2014年10月8日 水曜日

いつもの編集者の仲間と中華料理。おわりにサプライズで、私の還暦を祝って、花束と赤いザクロのような石のネックレスをいただく。いつも地味な色の服を来ているからか、赤いアクセサリーは元気が出る。ザハ・ハディッドのインタビュー本が筑摩書房から届く。

7月2日

2014年10月8日 水曜日

松山に移動。子規博物館の学芸員の上田さんたちに市の中心部の子規の生家や河東静渓の家、夏目漱石の愚陀仏庵などを案内してもらう。位置関係を知ることは大事なのだ。その後、新潮社の木村さんと秋山好古・実之の生家を訪ねたり、ターナー島のある三津浜周辺を車で見て歩く。空港でじゃこ天でビール。帰京。

7月1日

2014年10月8日 水曜日

内子で岡田文淑さんの『反骨の公務員、町をみがく』(亜紀書房)の出版記念会。たくさんの方が見える。岡田さんはとても元気そうで、奥様も喜んでくださった。泊まった宿で版元の足立恵美さん、新潮社の木村由花さんもまじえ、二次会。

会には由布院の中谷健太郎さんや、石見銀山の松場登美さん、五十崎の亀岡徹さんなど、まちづくりのスーパースターも参加され、なかなかにぎやか。

今回の本、自分で書くより手間がかかったが、ようやく岡田さんの仕事をまとめることができよかったと思う。