2013年5月 のアーカイブ

3月14日

2013年5月8日 水曜日

10時に三盛社に谷根千のフィルムを取りに行く。三盛社さんも会社をやめるらしい。26年間わたしたちの雑誌を刷ってくれた大事な会社だった。
PR紙もマニュアル印刷の仕事もなくなったしねえ、と渡辺さん。印刷業は文京区の地場産業だったが廃業も相次ぐと言う。昼過ぎ、信濃毎日新聞の記者長門さん来る。もう20年も前に、小諸の温泉に市役所の人と訪ねて来てくれた。今度は1年間、随想を依頼された。夜は新潮社の木村さんとまた文学史の本を作ろうと言うことになる

3月13日

2013年5月8日 水曜日

午後1時15分に東京駅ステーションホテルで『婦人の友』の鼎談。JRは市民運動があって東京駅が残ったことを抹殺したいように見えるが、設計者辰野金吾のひ孫に当る建築家の辰野さんも、市民運動のおかげと言ってくださった。みんなに愛されて残ったほうが価値が高いと思うけどなあ。それにしても外からは分からない。4回部分にはずらりと客室が並び、昔は一室2万もしなかったと覚えているが、今はスイートは20万もすると云う。それでも東京駅は人気スポット予約が取れないような状況らしい。そのあと、1階のラウンジにて『漱石と美術』の展覧会にちなんだインタビューをクロワッサンから受ける。

3月12日

2013年5月8日 水曜日

アフリカにいくため黄熱病予防注射を受けにいく。なかなか予約が取れず出発10日前ぎりぎりになった。これを受けなくてもウガンダにははいれるが、ウガンダからドバイに入れなくなるそうだ。とにかく一回受ければ10年は有効なのでまたアフリカへ行くことを考え、受けることにする。しかし新橋からゆりかもめにのって江東区の東京検疫所までが遠い遠い。がらんとした合同庁舎にものすごく神経質な感じの係官がいて、そのいうことをいちいち聞き取っていわれたようにやるのが大変だった。管理主義ばりばりでこんな所で働いたら逸脱しがちな私など1週間ともたないだろう。でも注射してくれた女性医師はなかなか感じよかった。