3月14日

10時に三盛社に谷根千のフィルムを取りに行く。三盛社さんも会社をやめるらしい。26年間わたしたちの雑誌を刷ってくれた大事な会社だった。
PR紙もマニュアル印刷の仕事もなくなったしねえ、と渡辺さん。印刷業は文京区の地場産業だったが廃業も相次ぐと言う。昼過ぎ、信濃毎日新聞の記者長門さん来る。もう20年も前に、小諸の温泉に市役所の人と訪ねて来てくれた。今度は1年間、随想を依頼された。夜は新潮社の木村さんとまた文学史の本を作ろうと言うことになる