丸森へ。真理ちゃんと丸森のラーメンを食べたが辛かった。東北は何となく辛い気がする。畑の始末。いまあるのはねぎと白菜のみ。
‘くまのかたこと’ カテゴリーのアーカイブ
11月25日
2010年12月30日 木曜日11月24日
2010年12月30日 木曜日中島岳志さんが蔵に来て、そのあと安田邸を案内する。中島さんは安田善次郎を殺した朝日平吾の伝記を書いている。しかも安田邸は彼が前に書いた『中村屋のボース』の中村屋の相馬愛蔵・黒光夫婦が東京に来て初めて持った家の後である。千駄木林町18番地。
11月23日
2010年12月30日 木曜日高幡不動まで宮脇檀さん設計のニュータウンを見学に行く。夜は母と食事。メールを久しぶりにあけてみると、明石町小学校が解体されて瓦礫の山となっているという。日色さんは、まるで関東大震災後の東京みたいだと書いていらした。メディアはこの問題を50回も取り上げたというのに、中央区長を動かすことはできなかった。
11月22日
2010年12月30日 木曜日高知の安芸市から帰る。ごめん・なはり鉄道は本数が少ない。そのうえ、列車がとおっても駅名がみえない。それでも一本まえのJALに乗る時間に空港についた。しかし得割切符なので、いったん払い戻しをするのに手数料3000円。正規運賃との差額を6000円と払わされ、けっきょく一便変えただけで9000円もよけいに払うことになった。
なぜ2、3分ですむ変更の手数料は3000円もかかるのか? 窓口の人がそんなに給料をもらっているとは思えない。だいたい東京-高知の正規料金が34000円とはどういうことか? へたするとニューヨーク往復できるよね。
11月21日
2010年12月30日 木曜日高知へ。安芸の土居家中という侍屋敷の町並みを見学した。案内してくれたのはほとんど公務員か公務員OBであった。伝建になっても集落内には土産物屋や喫茶店には入ってほしくない、とみな言っていた。が、それは生活に不安のない人たちだからいえることだ。ここはもともと侍屋敷だから子孫は公務員が多い、公務員も住民なのだ、と言っていたが、なるほど江戸時代の士族はいまでも地方公務員になっているのである。階層のシャッフルが行われていないのは不公平な気がした。
そこから畑山の圭子ちゃんの家に行った。この人は愛媛の宇和島からずっと海沿いにいった遊子というところの漁師の娘である。早稲田の政経の後輩でもあるのだが、学生時代からふるさとの段畑の保存運動に関わってきた。東京で就職せず愛媛新聞の記者になったと思ったら、何年も立たないのに、土佐ジローなる鶏を飼っている男性と結婚してしまった。母親と同い年だそうである。びっくりした。いまは畑山温泉の女将にして、とりの飼育と農業をしている。会ってみると、うーむ、いい男を見つけたと言わざるを得ない。
11月20日
2010年12月30日 木曜日朝はのこりのステーキですませた。それから県立美術館に絵を観に行った。
昼過ぎ審査の仲間と合流して沖縄那覇の大城村というところの美しい蘭の花をさかせた集落を観に行く。
その活動をして入る人たちの誰も携帯を持たず、目指す公民館を聞いても集落の人がテキトーなことをいうので、隣りの公民館に到着。また道を探していってみると男の姿は見えず、女たちが踊りを踊っているので、ここではないかと思ったらようやく一人男の人が現れ、ここでまちがいないとわかった。女性たちは私たちのために接待の手伝いにきたが、なかなか来ないので踊っていたということ。それから男たちがわらわらと現れ、本当にテーゲーなこと。オキナワらしいなとウレシクなった。
11月19日
2010年12月30日 木曜日一泊で沖縄と高知の調査をしてこいというのは今の体調では無理なので、私だけ先乗りさせてもらう。与那原恵さんから紹介されていた古波蔵保好の身内の方がやっている美栄という琉球料理の店に行った。那覇の真ん中なのに赤瓦の民家である。中身汁を始め、大変上品な素晴らしい料理だった。一人でいただくのがもったいなかった。それから那覇市の郷土資料館やギャラリーを観たり、壺屋のやちむん記念館を観たりしたら雨が降りだした。それで桜ヶ丘劇場に行って岩波ホールで見逃した『セラフィーヌの庭』を見る。虐げられたものの視線に立ったいい映画だった。ここは一度つぶれた映画館を市民の力で再興したところで入り口にはブックショップ、ギャラリー、カフェがあって楽しいし、生き生きしている。もうひとつのシアターでは沖縄映画祭をしていた。修学旅行生向けの土産物店が並ぶ国際通りには興味がないが、昼が琉球料理だったのでステーキを食べた。ものすごいボリュームで結局、テイクアウトしたのだが。夜8時すぎ、息子や甥が沖縄に来るとお世話になっているライブハウス『チューパンジャ』に行く。きょうはライブがないが店を預かるそらさんとゆっくり話せてよかった。
11月18日
2010年12月30日 木曜日うれしやたのしや、安野光雅先生を囲んで上海がにの夕べ。なんと森鴎外の『即興詩人』を先生は現代語訳なさったのだ。歴史の教科書でおなじみの山川出版社というところもすばらしい。この厚い美しい本を1900円で作っちゃうなんて。帰って早速読み出す。大変読みやすい。自分の誤読も見つかる。
11月17日
2010年12月30日 木曜日こまつ座講演をすいれん舎の高橋さんや編集者の石原さんと観に行く。帰りに新宿でお寿司を食べてヤマサキは舞い上がっていた。
11月16日
2010年12月30日 木曜日新潮社の庄司さんと湯島切り通し、シンスケに行く。早い時間だったのでカウンターが空いていて店主の矢部さんと、殿こと岩崎寛弥さんのながい厚情を聞くことができた。両関、久しぶりでおいしかった。