7月20日

仙台で法然に関するシンポジウム。「ガイアーー地球協奏曲」を作る龍村仁さんに久しぶりに会う。出番までひまなので繁華街で買物。終わって丸森へ。つい相撲の話へ。「興行ッて奴は昔から芝居も音楽も映画も地回りと縁が切れないし、相撲だって暴力団とては絶対に切れない」という人あり。田舎の山の中にもその筋のものはおり、公共の宿などで会合を開くと市長や町長はお祝いに駆けつけたりするとか。「ああゆう連中は最初はやさしくて持ち上げてくれて、わるいことに誘い込んで、賭博なんかでもはじめは勝たしてくれ、だんだん負けが混んでくると脅しあげて、借金返せと言い、ついには自殺に追い込んでしまう」と言う人。相撲協会はいま、スケープゴートになっているが、政治家から芸能界から日本の社会すべてがながらく同じ体質だった。「警察は山口組などとの全面戦争に入っているのでまず、相撲にターゲットを絞ったのだろう」という人もいる。
タレントなどがことさら脱税であげられるのも、有名人を懲らしめることで一般の人を震え上がらせる効果もあるのだろう。