5月19日

さらに北上。アルダラなるちさき町にてツイードの織りの実演を見て、買う。
レタケニーの町でそろそろ疲れが出てみな中国式マッサージ、中村さん通訳。
このあとナビ子錯乱、ようやくロンドンでリーの町につく。シティ・ホテル89ユーロを75に値切って泊まる。しかし城壁内大変な荒れようで人がいない。食べるところもなく、中華のバイキングにありつく。これほど歴史資産に恵まれながらよほど市長が無能なのか。中世以来のここでのカトリックとプロテスタントの、あるいはイギリスとアイルランドの紛争に声も出ない。1972年、イギリス軍の発砲にて、ロンドンデリーの市民14人死亡、大半は高校生とか。(この件、6月16日、イギリス軍が市民は武器を持たず、平和的デモであったとしてイギリス首相、公式に謝罪)
アイルランドにいると別の角度からヨーロッパが見える。とくにイギリスは世界中で悪いことをしてきたのだなあ。クロムウェルはアイルランド侵攻によって数千人を虐殺した。