4月25日

朝、犬山のホテルの川沿いの日曜朝市をのぞいて楽しい。きのこ、山菜、パン、つきたて餅など買う。それから友人水田ふうさんのお見舞い。元気そうだった。パートナーの詩人向井孝の墓参りもする。父方の先祖は明智の子分で森蘭丸を討って、それから犬山に来たらしい。
ふうちゃんは何事もするする説明してくれるが、それ書いとけば、といっても向井さんも昔に興味はなかったんや、でおわり。
元気そうでよかった。もう人のことやるのやめたんや,自分のことだけ考える。私もそうしよう。
急いで帰ってダム映画祭3日目。これは山田絵美さんと川原さとこ二人の20代を中心にヤマサキ、谷根千ウロウロさん、区議の浅田さん、仰木と私などが応援して『ダムとわたし』の関係を見きわめようとずっと試写を続けて選んだものを上映する。きょうは一日記憶の蔵で。夜の部は元NHKチーフプロデューサー桜井均さんのセレクトで、NHKに許可も得て傑作『あるダムの履歴書』を上映。米原尚志ディレクターは初任地が釧路、88年からずっと記録して居り、なくなられた貝沢正さん、萱野茂さんの映像も自分で撮ったものを使っている。アイヌ文化とダム、問題の重層性、そして息の長い取材。谷根千にかつて暮らし、谷根千大好きな米原さんは終電まで蔵の打ち上げにつき合ってくれた。