輪島の朝市へ行くも休み。地物市がちらほら。ミズを買ったら農家の小父さんが「せっかく遠くから来てくれたんやから」と自作の白木の菜箸を4膳もくれた。こういうのが本当のおもてなしである。申しわけないとエンドウ豆も買うとまた二膳くれた。旅の情けが身に染む。宿の主人によると,日本海航行中の大型船の避難港として海を埋め立てているらしい。どうせ口実で公共事業がほしいだけ。ひどい景観になっている。白川義員さんは今日本の景観をとっているがとりたくなる風景がないと嘆いていた。