3月21日

九州大学の西山さん、宮本先生が退官されるので記念シンポジウムに招かれる。朝、6時半の段階では私の乗る8時半の便は飛ぶはずだったが、羽田に行くと飛ばない。ものすごい行列。天災だから仕方がないが、そのあとのJALの対応はひどかった。今から新幹線で6時間では間に合わないので、とりあえず主宰者に電話を入れ、12時半の便の予約をゲット。しかしできれば9時半、10時、10時半など少しでも前の便に載りたい。仕事の講演で向こうで人が待っている、ということでは優先されなかった。それはよいとしても各便の空席待ちをばらばらの場所でしろといったり、便は軒並み遅れ、ゲートはアナウンスもなく変更され、地上係員はみんな殺気立っている。ちゃんとアナウンスがないので乗客はひとリずつ係員を捕まえては同じことを聞いて冷たくあしらわれる。JALはたしかに落ち目だなあ。さらに普通のときなら空席待ちにサファイア会員とかを優先するのは認めるが、みんな正規の切符を持っており、天災で行けなくて困っているときにあとから来たサファイア会員を優先するのは解せない。どうせ自分の金でなく会社や税金で乗っている人が多いのに。しごとで乗ったマイレージは返せという会社もあるという。一理あると思う。
とにかく出番ぎりぎりの2時半、到着。シンポジウムは満員。懇親会では地元のおいしい料理。それから西山先生の知っている店でオコゼの刺身で一杯。さらに屋台でラーメンという空恐ろしいコースとなった。でも鳥繁なる屋台、ここのラーメンのつゆは今までで一番おいしかった。スローフードの紹介者島村奈津さん、スープ飲み干す。その意気やよし。初めてあったとは思えないほど共通の知り合いがいた。友人藤原さんちに泊まるよ、とさそうと私もと来てくれた。すぐ二人泊めてくれた藤原さん夫妻もすごい。融通無碍、臨機応変、そこから友情が産まれる。

九州大学での講演の後、谷根千も売ってきました。

九州大学での講演の後、谷根千も売ってきました。