伊勢神宮と言うと皇室関係、団体客ぞろぞろ、という印象であったが、朝、まだ暗いうちに内宮を訪れると、森に鶏の鳴声がこだまして、徐々にあけて往く空、五十鈴川のきよらかな流れとまるで違う印象。ナポリ郊外ポンペイの遺跡を観光客のいない月の夜に訪れたことを思い出した。朝ご飯の後、東洋大学の学生たちと外宮、二見が浦を見て、そこから一人で名古屋へ。ミソカツ弁当を買って新幹線に乗り込む。ホームにはきしめんの立ち食いもあり、しまった、こっちにするんだった。