名主屋敷調査。谷根千の30年間、入った事のなかった旧家に初めて入ることができ感無量。
久しぶりに建築の研究者に会う。「中堅のゼネコンは信用できるが、大きなゼネコンはみんな下請けに丸投げ。いくら予算を切り詰めても、下請けの職人が泣くだけ。自分は損しない。
ゼネコンだって赤字だと分かっているものを引き受けるわけはない。
東北の被災地を元気づけ復興が進んでいるのを示すというのが目的なら、オリンピックはやめればいい。資材人材を奪っているのが現状。すでにこれだけ立派なスタジアムがあるのに、今さら新しいのはいらない。オリンピックは地方でやった方がいい。選手村から羽田までを整備すればいい。どこだって一時間ちょっとで行けるんだから。招致都市でなければやれないというのは、組織委員会がいっているだけ。そうでないと国内で返上運動が起こると脅かせばどうにかなる。丹下さんの代々木体育館も重文になったが、このままでいくとレプリカ新築になりそう」