9月3−7日

沖縄の疲れでだらだら過ごす。前進座の九条武子の芝居のパンフレットにも書く。「こころ」に「青鞜」についても書く。新国立競技場、何とも言えないところに入ってきた。環境問題の仲間たちにこの間の動きを伝えこれからの方向をいくつか考える。もし解体が始まった場合、

1、オリンピック返上に切り替える。ーーブラジルの2016年、平昌の2018冬期オリンピックも相当、反対もあり、準備がおくれています。
2、壊したところは緑地にして、やるなら仮設でやれという。ーーこれだと国立のメインスタジアムがなくなるのでとうてい国はうんといわない。
3、槇先生を支援し、少なくとも無蓋化し、シンプルでスポーツのみに特化した安上がりなスタジアムを建設し、人工地盤の下などに国際子供スポーツセンターを併設する。

仲間たちと話し合い、26日に緊急シンポジウム「公開リレートーク」をやる事にする。日本青年館の国際ホールを借りる。槙文彦さんより、「店じまいのシンポではなく、更地になってもさまざまな考えを尽くしたい」とメール。しかしその日、ソウルでのdocomomoの基調講演なので残念ながら参加はできないということ。かわりに槙事務所の所員が出てくださることになった。あとは続々参加の返事。今までは専門家を招き、みんなで勉強しようと言う事だったが今回は今までの経験からも市民が前面に出て、共同代表も皆何らかの発言をしようということになった。「それでも意義あり、新国立競技場ーー戦後最大の愚挙を考える」