6月26日

朝、福岡のもと谷根千のスタッフだった藤原馨さんが還暦のお祝いにメリルのとてもきれいな色の靴を贈ってくれる。うれしい。

IOCアダムスさんと話した清水伸子さんの感想。

「都市にオリンピックにあわせるのか、オリンピックに都市をあわせていくのか、またオリンピックをどのように運営していくのかが課題といったお話が記憶に残りましたが、でも、全体のトーンとしてはゲームはIOC、施設は開催国との切り分けでという逃げを感じました」

小諸の藤村文学賞の選考、例年のように中棚鉱泉旅館にて。

もと建築家協会会長の藤本昌也さんより、朝日のコラムを「よく整理されて主張もストレートでよかった。新しい視点ですね」と携帯電話をいただく。仲間たちからは「あの比率ではザハの競技場の大きさが出ていない。いまの競技場の方が大きく見える」と行った意見が出た。

藤村文学賞、ことしは高田宏先生がお見えにならず、私が座長に。しかしとてもいい結果になったと思う。ほっとして湯につかる。この中棚荘は20年以上前、小諸義塾と藤村のことを調べに3人の子を連れて自費で取材に来たことがあった。それからずいぶんきれいに改築してしまったが昔の風情も玄関の当たりに残っている。木村熊二が過ごした家の岡の上にある。

ここもサービスといい、料理といい、値段のリーズナブルさといい、私の全国温泉ベストテンに入るのだ。たまに思い出しておこうかな。