6月1日

本駒込図書館の40周年開館40周年記念講演に招かれる。

これが出来たのは私が大学生の頃だった。鴎外図書館、小石川図書館は閉架式だったので、とっても明るく見えた。講師控え室でもグワーンと冷房の音。講演中もものすごい音と冷気が吹き出し、それが直接当たるのでつらかった。でも止めると男の人たちが扇子を使い出すし。

建て替えなくてもいいからもう少し音の静かな冷暖房装置を附けてほしい。

参加された好宮というかたより、祖父好宮小十郎氏が谷中で「臥龍館」という下宿屋を開いていたことをしらないか? とメールをいただいた。それによると小十郎さんは山口県岩国の出身、明治時代、電気技師をして引退後上京、臥龍館を経営したという。また父上の好宮省一さんは荒川区尾久駅前で好宮写真館を経営していたという。ご存知の方、谷根千までご連絡を。

中島岳志『父・ボース』を読む。中島さんに感想を書く。「美しい本ですね。祖母黒光に相当振り回されたのがわかります。日印の混血として育ったことの思い、結婚した旦那様のことなど、もう少し聞きたかったような気もします。でも中島さんだからここまで話してくださったのでしょう」。