11月26日 今日も国立競技場漬け

息子が、ラジオでもと国立競技場の場長大和一光さんが、聖火台の職人秘話や嵐のコンサートのことを話しているのを教えてくれ、早速聞く。今の国立は年間維持費は5億で、そのうち2億を嵐のコンサートで稼いでいるそうな。大和さんは「ホスピタリティや天井の低さ、メディアセンターがない、老朽化」を新築せざるを得ない理由に挙げていた。それでも国立競技場への限りない愛にあふれた話だった。息子によると「ゆず」というデュオが「栄光への架け橋」という曲のプロモーションビデオを国立競技場で撮影しているそうだ。

湯島の国立建築資料館での坂倉準三展のオープニングにいく。安藤忠雄さん、鈴木博之さんと国立競技場のことを立ち話。鈴木さんは「オリンピックをするなら競技場はいる、今回のデザインコンクールが不成立だというのならオリンピックを粉砕しないと首尾一貫しない」といわれた。でもオリンピックをどこでやるかなんて私たちが考えることではないのではないか?

私たちは神宮の風景と緑をこれ以上失うのはいやだ。