11月6日 脱力系

喫茶店のようなレストランに入ると、カップルばかりなのに、至って静か。話もしないでそれぞれ本を読んだり、アイフォンをいじったりしている。何のためにデートしてるのか。

注文する時も「私くりーむ」「おれ、豚」。お願いしますもいわないのか、とびっくり。そのうち女の子が「あ、雨が降ってきたっぽい」というと、男の子が「まじ?」でおわり。声もすごく小さくて、こういうの脱力系というのか、草食系というのか。谷根千は猫と路地と居酒屋の町、競争心の少ない若者の居場所としては最高なのだと、当の若者に聞いた。「私らしく」生きるなんて肩肘張らずに「それなりに」生きるのだそうな。

札幌の堀川さんからいいにおいのおいしいリンゴが届き、それを食べながら名簿の整理。