11月24日

あさ5時起きで緑山のヒロシさんと釣りに行く。波もなく、そう寒くない。ポイントには船が何艘かいたが、釣れている風ではない。でも私の棹にはかかった。最初にドンコ、数匹。アイナメが15ほど。そしてなんと50センチ以上のなめたがれいがかかった。岩がかりしたかな、と思うほど強くひく。でも巻いていけなくもない。大物だ、ゆっくり巻いてと師匠が言うままに巻いていくが大変。最後はたもですくってもらった。魚拓でもとりたいが、カレイはぶくぶく泡を吹き、ぬるぬるして魚拓なんかとうてい無理そう。他の船では魚が上がる気配がなく、なんか悪い気がしてくる。こういうときもあるものだ。いれぐいと言うらしい。

夕方、シェフのヒロシさんがすべてさばき、カレイとアイナメの刺身、アイナメの空揚げ、ドンコとボッケの鍋をつくてくれる。おんぶにだっことはこのことだ。ドンコは身がやわらかいがボッケは鍋こわしというくらい、姿の醜さに比しておいしい。まゆみさん、里山の丸森に来てまさかこんなおいしい魚を食べられるとは思わなかったでしょ。そのとおりです。