11月21日

 日帰りで大阪。関西大学での地方の時代映像祭授賞式。朝早く家を出て大阪へ。11時半の昼食会から始まり、一時に授賞式、グランプリ作品の上映、女性の作り手たちによるシンポジウム、レセプション、二次会、最終の新幹線に飛び乗って、なんとも長い一日だった。
今年のグランプリは静岡放送岸本達也ディレクターの「日本兵サカイタイゾーの真実ーー写真の裏に残された言葉」。「生きて虜囚の辱めを受け」が叩き込まれた時代に、戦争を終わらせるため、進んで捕虜となり、米軍に協力した兵士がいたとは。岸本さんは一昨年は佐藤真賞、昨年は村木良彦賞、今年グランプリ。毎回、よくぞのテーマを探し、ちがう手法で番組を作るがやはりその作品には彼の毋斑がある。プロデューサーの市村さん、関大の黒田さん、お疲れさま。