9月14日

土曜日。世田谷の「小さな本屋」さんから『青鞜の冒険』をテーマにトークを依頼された。しかし来かたや地図もないし(調べてこいというのか)どのくらいの会場かも伝えないし、不安になって電話すると「はい、下北沢の南口の近くです」とのこと。普通なら「そちらからお電話いただいてすみません」「遠いところ」「おいそがしいのにありがとうございます」とか私が依頼するならなら言うな、とおもったがなし。全く情熱も著者に対する敬意も感じられない。1時間前に来いというので行くとマスクをかけた担当者は「隣の喫茶店で近代ナリコさんと打ち合わせしてください。私は会場の設営がありますので」といっちゃった。しかもナリコさんは自分で買った『青鞜の冒険』をもっていた。聞き手をお願いしたのに送らなかったの? と聞いたら「あ、平凡社さんにいうの忘れた」と言う。自分で企画したイベントの資料を版元にただで送らせるつもりだったのか? 担当者はトークも聞いていたのか聞かなかったのか、持ってくるといった飲み物も催促するまでこないし、終わりのしきりもなし。しかも終わったらすぐ次のイベントがあるそうで、参加者の本にサインしていたら「もう次の入場がはじまっていますので」と追い出された。若い人が自前で一生懸命やっている本屋さんだから応援しなくちゃ、と思ったのは私の勘違いで、博報堂が出資して、若い人にやらせているのだとある編集者に聞いた。毎日、時にはダブルでイベントなんて狂気の沙汰ではないだろうか?
東京には近代のかさぶたが張り付いていて、その前がみえない、といったら、それが印象にのこると言った人が2人。
平塚らいてうのお孫さんひ孫さんが来てくださったのと、ナリコさんたちと飲めたのは収穫だったが。

土曜日。世田谷の「小さな本屋」さんから『青鞜の冒険』をテーマにトークを依頼された。しかし来かたや地図もないし(調べてこいというのか)どのくらいの会場かも伝えないし、不安になって電話すると「はい、下北沢の南口の近くです」とのこと。普通なら「そちらからお電話いただいてすみません」「遠いところ」「おいそがしいのにありがとうございます」とか私が依頼するならなら言うな、とおもったがなし。全く情熱も著者に対する敬意も感じられない。1時間前に来いというので行くとマスクをかけた担当者は「隣の喫茶店で近代ナリコさんと打ち合わせしてください。私は会場の設営がありますので」といっちゃった。しかもナリコさんは自分で買った『青鞜の冒険』をもっていた。聞き手をお願いしたのに送らなかったの? と聞いたら「あ、平凡社さんにいうの忘れた」と言う。自分で企画したイベントの資料を版元にただで送らせるつもりだったのか? 担当者はトークも聞いていたのか聞かなかったのか、持ってくるといった飲み物も催促するまでこないし、終わりのしきりもなし。しかも終わったらすぐ次のイベントがあるそうで、参加者の本にサインしていたら「もう次の入場がはじまっていますので」と追い出された。若い人が自前で一生懸命やっている本屋さんだから応援しなくちゃ、と思ったのは私の勘違いで、博報堂が出資して、若い人にやらせているのだとある編集者に聞いた。毎日、時にはダブルでイベントなんて狂気の沙汰ではないだろうか?

東京には近代のかさぶたが張り付いていて、その前がみえない、といったら、それが印象にのこると言った人が2人。

平塚らいてうのお孫さんひ孫さんが来てくださったのと、ナリコさんたちと飲めたのは収穫だったが。