3月27日

首都カンパラに戻る。茅葺きのカスピの王墓を訪ねる。なかなかハンサムなお兄ちゃんが僕が案内するというので、インドなどでよくあるガイドであとで高くお金を請求する輩かとおもったら本当の王族でこの墓を守っているという。
ここは歴代のブガンダ王国の王様の墓で1968年ころにできた。王国の名はブガンダ、国の名前はウガンダ、言葉はルガンダ、人々はユガンダ、とかいう。
王様は2万1000人の側室を持ち、175人の子どもがいた。たいへんそう。部族を統合するためにも全部の部族の女を側室にしなくてはいけなかった。
中でおこもりをする。地下に王のはか。覆いが茅葺き、スカートの裾をめくって入るような感じ。ユネスコが危機遺産に指定し、日本政府が修復資金を出して二人の専門家が来ているが、なかなかはかどらない。日塔さんと長谷川さん、なかなか行動の自由はないらしい。もう一つのワマナのお墓をレッスン代わりに葺いていたが、半日かかってちょんぼり。夜はシャングリラホテルの中の中華料理で食事。うどんのようなタンメンとサンラータンスープ。ぐっすり寝る。