10月14日

パソコンの調子悪く、朝、出勤前の守本さんに迷惑をかける。19時
に銀座のアップルに行くも、予約がないのですぐは見てくれない。最
速あいているのは午後一時。
見たかった『ココ・アヴァン・ココ』を見て時間をつぶす。なかなか
いい映画。「女って男にこびて生きて行くのと、こびないで生きて行
くのと二種類しかいない」というある友人の言葉は分類に有効だが、
ココは媚びないほう。ただくわえ煙草で布を切ったりレースをつけた
りするのでハラハラ。

テレビプロダクションから電話あり、これまで張り付いて撮っていた
谷根千最後の日々、企画とおらずおじゃんとか。フリーのディレクターも
がっかりの様子。現場の苦労と私たちの迷惑を考えず、これいらない、
といったキー局のプロデューサーの顔がいかにも見えるようでハラが立つ。
いつものことだけど。テレビは千三つ屋だ。