2015年11月 のアーカイブ

9月22日

2015年11月17日 火曜日

朝、起きたらホテルの裏がものすごいビーチだった。そこでヤシの葉蔭で朝寝。オパール色の海。浜辺を掃除している男に「ここにも津波が来たんですよね。というと、ニコニコしながら話してくれた。「ここはあまり被害がなくて5メートルくらい、木の家は胸まで水が来た。その時は27歳だった。それでも二人船に乗った男が内陸まで運ばれていろんなものにぶつかって死んだ。波はすべてのものをさらっていった。ほかの浜では2000人も死んだ」といいながらそのうち、顔が歪んで手で目を多い、泣き出した。「ごめんねもう思い出さないでいいよ」「でも毎朝、掃除しながら沖の方を見ているよ。また津波が来ないかって。怖いよ」とのこと。この日、メインイベントは世界遺産シーギリアの岩登り。昔、バカな王様がいて100メートルほどの岩の上に王宮を築いた。その水のシステムがすごい。上でダンスを踊ったり、いろいろした。迷惑な話。午後も世界遺産のゴールデンテンプルを見に行く。心落ち着くいいお寺だった。カンダラマホテル(バワ設計)へ。草原にまるでこぼれ落ちるようなプールがあった。

9月21日

2015年11月17日 火曜日

庭で朝食。若者がするすると椰子の木に昇り、ココヤシを取ってくる。
フルーツで一杯の食卓。使用人かとおもえたおじいさんが主人で、もと映画俳優だとか。骨董のコレクションを見せてくれる。
そこから北東海岸のトリンコマレまでが遠い。途中アーユルベーダによる。シロダーラをふくむアーユルベーダ。2時間で8000ルピーが7000ルピーになり、52ドルになる。やせたおばあさんのような女性にやってもらう。よもぎ蒸し。石のサウナ。スリランカで有名なシロダーラとは額に温かい油をたらし、頭のゆがみを取り、リラックスをさせる。熱いのが注がれたらどうしよう、この素焼きのつぼが頭の上に落ちてきたらどうしよう、などとリラックスどころではない。このオイルは再利用するのだろうか。体のオイルはマスタードだそうだ。
森を一つ見た。人工林。だが中にたくさんの偽木や施設がある30万ヘクタールを10人で管理しているという事。ブルーウォータービーチリゾートに泊まる。
トリンコマレは第二次世界大戦中、日本軍がコロンボとともに、空爆したところ。
第二次大戦後、スリランカは日本には賠償を求めなかった。玲子さんという女性に会う。海外シニア協力隊で1年。シンハラ語、タミル語が混じる地域で、女性の花嫁学校のようなところで教えている。前にバングラディシュに行ったが、それと比べるとはるかに落ち着いている。海鮮のグリルを食べたいといったら、運転手に海の見えるイタリアンレストランに連れて行かれた。もっと庶民的なところがよかったとクマちゃん怒る。毎食カレーの玲子さん喜ぶ。
ブルーシーという名前のわりにホテルからは海は見えない。近くに教会もあり、酒は買えない。紅茶を取って飲む。プールで泳ぐ。

9月20日

2015年11月17日 火曜日

今日から石巻の茅葺き屋の熊谷さん、東大の山本先生、工学院の後藤先生、仙台の神辺さん(建設会社OB)とスリランカ。午後のスリランカ航空直行便でコロンボへ。機内がものすごく寒く、スチュワーデスも不親切。これで15万。夕方ついてクルネガラの安いホテル。スリランカは共和制。インドより暮らしの水準は高い。田舎道なのに突然現れるピカピカのスーパー。かと思うとまるで駄菓子屋みたいな小さな開放的な店。店番の男の子の表情。信号全くない。ヤシの林。あちこちに仏像。運転手が下りてドネーションの箱に札を入れ、祈った。旅の安全か? 仏教徒が多いので、ヒンズー教のインドよりやや穏やかに見える。
緑のゲートの小さな宿に着く。ブタ、鶏、炒め物、果物、ビーフンみたいなものを出してくれる。やぎのチーズの蜂蜜かけ。10人前くらい。ほとんど食べ残す。