ユタカ、フランスへ旅立つ。もう３０歳なのに、親ばかで、飛行機に乗るまで心配。

なんと、都のオリンピック施設の環境アセスのパブコメの締め切りが今日だと都議会関係者から朝、連絡がある。早速、槇先生のグループにも転送。

都の環境部に電話をかけて「どこに出ているんですか」と聞くと、「それはうちではありません。オリパラ準備局でしょう」というだけで、ホームページのどこから入ればその資料が出て来るか、わからないという。環境アセスをする委員は環境部が決めているのに。もう数回ホームページのすみをクリックしてやっと見つける。びっくり１３６８ページもある。これ全部読んで二週間以内にパブコメ書けというのかいな？よく読むと些末な事ばかり。すでに初期アセスはすんでいるという。二度びっくり。絵画館前に不思議な絵が書いてある。どうもザハ案にないサブトラックを仮設で絵画館前につくるらしい。でもそのほかの道路なども改変が加えられ、大事な絵画館前の景観は変ってしまいそう。槇先生グループも早速意見書を出してくださった。

七尾の醤油やの大好きな正子さんより。「まゆみさんは　頭をうごかしてるもん。私頭が動かんと言うより　覚えておらんげぇ。振興会会長・・・・そう甘くなかった。　考えなしで引き受けてみたもののまぁーやるしかないかぁ。できの悪い私やから、周りが動いてくれてます。感謝やわ」

集英社文庫の夏目漱石「道草」の解説を書く。

パソコンのサーバーが変ることになり、大変なことに。ヒロシが立ち会ってくれたのだが、それまでに書いた下書きをすべて消してしまったのだ。本一冊分以上ある。とほほ。しかしタイムマシーンというのを使ってほぼ８０％まで回復。

「下書きはテキストファイルにして決めたフォルダに保存するといいと思うよ。書類フォルダに入れて、iCloudというのを使うとアップルがサーバにコピーをとっといてくれる。もっというと、Evernoteが一番いいです。うちは家族の紙書類もスキャンして全部まとめてEvernote。iPhoneにもMacにも同期するし、Evernoteがサーバにもとっておいてくれる。遺書もエバー」と管理者の守本さん。

千葉の家にユタカといく。幾たびに掃除、草むしり。

小学校の仲間と飲み会。駒込の焼き鳥屋にて。

夜、銀座一丁目の権八なる居酒屋で花見の宴。今年は満開。大きな窓から街路の桜がこぼれるよう。「えへん、今年は開花予想が的中しそうです」と幹事の大平さんより嬉しそうなメール。そろそろちり始めた桜を拾い、桜風呂としゃれる。

内閣官房より、東京オリンピックまでに谷根千、本郷、上野、秋葉原、湯島などを文化資源特区にするという計画の相談にみえる。山崎と二人で応対。都のオリンピックまでに谷根千を不燃化するというのよりはいいように思う。「銭湯をこれ以上なくさないで、地域の文化・防災拠点にしよう」「古本屋、本を通じたまちづくり」「商店街の魅力の発信」「英文での発信」などについて話す。

構想日本の加藤秀樹さんのところで国立競技場に関するシンポジウムあり。松隈洋、後藤健生、もう一人でた坂本未来なる人が面白かった。「オリンピックなんてただの運動会。空き地でやればいいじゃない」「いっそ１０００人のスタジアムをつくってVIPだけで観戦すれば。私たちは家で見るなり、街頭スクリーンで見るから」なんで一カ所に８万人も集めなければいけないのだ？