スポーツクラブで気功。いまのところ合うのは中国系とヨガ、フラダンス。原稿片付きよるDVDで「船、山にのぼる」を見る。広島灰塚ダムにPHスタジオが計画したインスタレーションの記録。さわやかで面白い。

インドのビザを取りに行く。前、九段のインド大使館で二度ひどい目にあったが、最近は茗荷谷のお茶大の前にオフィスが移り、簡単になった。それでもどきどきする。夜、東大バー。そのあとダム映画の試写。

タイ旅行で久しぶりにいっしょになったモモちゃんのお父さんに誘われ千葉の畑で味噌づくりに混ぜてもらう。学童保育のお父さんたちの作った夢のダッシュ村。去年の味噌とタクワンをもらって帰る。

地方の時代映像祭プロデューサー市村さんみえる。年に一週間を費やしていた選考がなくなるのは嬉しいようなさびしいような。由布院の平野美和子さん、電話あり。駒込の研修に通うのに鎌倉の私の大好きな梅田さんちに泊まっているというので、梅田邸はすばらしい所ではあるが今日はうちに御泊まりくださいという。よる、蔵でダム映画祭の試写。由布院文化記録映画祭を支えて来られた平野さんに教わること多し。帰り、家でつまみを作り、ワインを飲んでたのしい。

１時に「婦人の友」の座談会、やねせん工房にて。市民科学研究所が使うようになってから事務所はきれいになったようである。２時半に大手町の鳥取料理稲田屋。蔵元が経営するすばらしい居酒屋。 主人も料理長も素敵な方で珍しい魚をいただく。鳥取県は日本で一番人口が少ないが、知事であった片山さんは今まで会った知事のなかでは抜群によかった。その次が岩手の増田さんかな。その次は、ーーーいないな。
夕方、建築家協会の会館で路地をめぐるシンポ。

PHPから出る新書「望郷酒場」、出版不況のなかでいろいろ苦しい。前のようにカラーが入れられないというし、取り次ぎから出版点数をしぼられているので出るのも遅い。離陸を待つ飛行機みたい。とにかく、行って後悔した店、なくなった店、移転した店、いろいろあって７軒は少なくとも再取材必要。

歯医者に行って帰りにほうろうさんへ古書を売る。前は、宮地さんにお金はいいわよ、なんて言ったのだがプロの彼らに悪いような気がして、今日は７５０円をもらう。お金をたして黒岩比佐子「音のない記憶」 を買う。黒岩さん、フレーフレー。いつまでも書いててほしいよ。夜、住宅総合研究所の江戸東京フォーラム委員会。これも長いので勉強になったが今回で辞任させていただくことに。

朝、成田着。立松和平さんが亡くなられたのを知る。一度だけ対談に御招きしたが、まったく取りつく島がなくてこまった。後でそれは個人的なことでとりこんでおられた時だったと知り、そんな時に対談の相手にお願いしたのは悪かったなあ、と反省した。アジア農民大学とか農業や環境については努力された方だと思う。

チェンライに戻ると中、新しく奨学金をだした若者の両親と会う。この方も牧師さんとか。でもそれでは生活できないので奥さんが市場で小さな店を開いている。バンコクから夜遅い便で帰る。タイ国際航空、スゴイサービス。

メーサイからタチレクへ、さらにチェントゥへ。検問が多く、その度に小銭を渡す。しかも機械でないので、誰が何台分受け取ったかわからないだろう。焼畑をしてコーヒー豆を作っている所多し、チェンツゥーは歴史ある穏やかな町であった。カメラを向けると皆はにかんで隠れてしまう。