2010年1月 のアーカイブ

1月14日 銀行

2010年1月14日 木曜日

普段あまり行かないB銀行へ行った。ATMの機械の前に行くと、それだけでも緊張するのに、引き出しを押してカードを差し込んでも入っていかない。何度やってもうまくゆかないので、フロアレディと呼ばれる人に「すみません」と声を掛ける。「どうしましたか?」「カードが入らないんですけれど、特別なカードじゃないと入らないですか?」「いいえ、そんなことはありません。カードがさかさまなだけですよ」えー!!!。真っ赤なカードの差し込むほうに、そういわれると▲マークのようなのが書いてあるが、反対側にも似た様な模様があったので、すっかりそっちだと思い差し込んだのだ。いつものA銀行では一度もそういうことがないのに。恥ずかしい。引き出しの金額を入れると、カード、通帳、紙幣、貨幣が同時にガバッと出てきた。カードを取り、通帳を取り、紙幣を取り、その間中、早く貨幣を取れとばかりにパホパホパホパホいう音がずっと鳴っている。何だか現金強盗したんで警告音を鳴らされているみたいな気分。
その後、両替の機械の前に立つと、カードを入れろとある。あれ、現金でおろしたのを両替するのではなく、引き出しながら両替する機械なの? また、呆然としてしまって、再びフロアレディに目配せすると、また来てくれた。「すみません、現金を両替できないんですか?」「いいえ、できますよ」「カードを入れろと書いてあるけれど」「それはキーのようなもので、それを入れないと両替できないんです。引き落とししながら両替はできませんよ」という。じゃあ、カードもっていない人は両替はできないのか?
一回に50枚までとかいう機械で、現金を入れて、5000円を何枚、500円を何枚、とかやる。本当は細かい金種で欲しいのだが、窓口でそれをすると手数料がかかる。いやあ、やっかいだ。
銀行によってこういう機械がさまざまで、振込み先を打ち込む五十音が逆に並んでいたり、比べたことはないけれど数字の並びも違っていて、打ち間違えたり、探すのに時間がかかったり。
確かに人の口座から預金を引き出したり、振り込め詐欺だのなんだのの予防もあるけれど、もうちょっとわかりやすくしてくれー。あのサイレンやめてくれー。

1月13日 エアコン

2010年1月14日 木曜日

寒い日が続いている。我が家もみんなが集る食堂は、エアコン、ホットカーペット、オイルヒーターなどの準備はあるものの、総て電気を使うので、電子レンジやホットプレートなどと同時に使うと、ボンとブレーカーが落ちてしまう。それで、エコも兼ねて1枚厚着をし、ひざ掛けを腰に巻いたり、タオルケットを体に巻きつけたり。それでも寒いと、ホットカーペットを低音にして、ベタッと床にへばりついて暖をとっている。あゆみはすっぽり黄色いひよこの着ぐるみをきて、その不思議な姿もようやく見慣れてきたが、とにかく寒い。
友人が来たので、エアコンをつけたが部屋が暖まらない。「二重サッシにまでしたのに、何で部屋が暖まらないのかなあ」と言うと、やおら椅子の上に乗り、エアコンの前蓋をあげて「これじゃない?」という。見るとフィルターが真っ白けの埃だらけ。ぎゃー。「いつ掃除したの?」「うーん、この間、掃除機で吸い取った気がするけど」本当にいつだったか。
目に見える汚れ、テレビの回りや床、台所床の野菜の皮、脱衣場の髪の毛、洗面所の水垢などはこまめにやっているつもりだったが、そこまで気が回らなかった。
「いまやっちゃおう」と友人。「いまですか?」
フィルターをはずし、掃除機で吸ってみたがすっきりせず、水洗い。微粒子が水に浮くので、何度もすすぐ。こんな汚いフィルター使ってたんだと怖くなる。そうだ、エアコンの掃除用スプレーを買ってある。出してくると、友人が下に養生のビニールを敷いて、てきぱきと仕事は進んだ。前蓋も取り外したついでに水洗いして、すっきり。「汚い水は外に流れるから大丈夫よ」。その汚い水、確認したら、びっくりするだろう。
「10分たったから、もうエアコンつけてみて」。
あっという間に部屋が暖かくなった。作業を始めてまだ15分。
みんなで震え上がっていた日々は何だったのか。友人は「あたしこういうこと好きなのよ。ほかに何か分解するものとかない?」って。
重い腰が持ち上がらないで、明日、明日と思っているこんなことが家にはいっぱいあるんだ。きっと私の部屋のエアコンもすごいことになっているだろう。明日からは、すぐやる人になろうと決心。

お正月2  1月7日

2010年1月7日 木曜日

昨日の話しは、まだ2009年のことでした。
元日の御節はどうしましょう、とゆず子に相談すると、栗きんとんとは言わず、握り寿司を食べようという。手巻き寿司どまりだった仰木家で、握りということになって、ネタを31日に仕入れ、元旦の朝から大騒ぎ。6合のお米を寿司飯にし、寿司用に広めに刺身をそぐ。瑞樹が卵を焼き始めるも、うまく行かず、バトンタッチ。焦がした分、切ってみたらトラ柄の玉子焼きでなかなか。商品化できないかしら。
握り担当は3人。大きすぎるよ、それ。ごろごろ並んだ握りにネタを載せるが、かっこ悪い。同じネタばかり載せると、ご飯足りなくなるよ。黒塗りの銘々皿に並べてみる。マグロにタイにハマチに甘エビ、イクラにホタテにイカ・タコ。まあ、このくらい楽勝でしょう。
準備に1時間以上かかり、ひとまず食べようと言うことになった。3つくらい食べたら、お腹がいっぱいになってきた。やっぱり握りが大きすぎ。と少しずつご飯を欠いて、自分で握りなおし。楽勝と言っていた瑞樹も「もう食えねー」とギブアップ。
握るのに時間がかかりすぎて、ご飯は冷たいし、やっぱりお寿司はお店で食べたほうが良いと言うのが結論。
正月の朝からやるものではないけれど、楽しかった。けれど家族総出の寿司屋はすぐ閉店しました。

お正月

2010年1月6日 水曜日

あけましておめでとうございます。引越しが一段落して、安田邸での極寒のピアノ発表会も無事終わった。しかし、その夕方、あゆみが寒気がすると言い出した。やっぱり風邪ひいちゃったか。それなのに、提出しなければいけないという英語の宿題をやっている。もういいからと無理やり休ませた。あくる朝、いつもは飛び起きてくるのに、寝込んでいる。「どう?」「ダメみたい」。ということで、学校に連絡を入れると、病院でみてもらうようにと。
病院へ行くと、休診日。次の病院を探すと、昼休み。あちこち彷徨って、私のかかりつけに行く。小児科ではないが診てもらった。「インフルエンザA型ですね」。
中学校に連絡。学校ではあゆみを含めて7人くらいインフルエンザの連絡が入ったとかで、1時間目の授業を終えた段階で、学年閉鎖。そのまま一日早めて通知表を渡したと言う。
あゆみ本人は、薬をもらい、「とんだクリスマスになっちゃった」と言いながらも、おとなしくしていたので、熱もそれほど上がらずに、2日くらいで落ち着いた。
それでも外出は薬が切れるまではだめ。「おかあさん、年賀状買ってきて。ついでになんか可愛い虎のスタンプとかも」といわれて、文具店に行った。
私が選んで大丈夫なのか? 困ったな、こんなにスタンプがいろいろあって。携帯で撮って送ってみよう。と動画でスタンプあれこれを映して送ったのだが。やっぱり決められない。いったん家に一度帰ろう。
家に帰り着くと、なぜか私にメールが次から次へと来る。ナンダナンダ。いろんな友達から、「メールありがとう。お返しに私の金パな顔を」とか、「こんなときにもらえると思わなかった。嬉しいです。こんどまた一緒に歌いましょう」とか、「どこでトラ展やっているんですか?」などなどメールがくるくる。
あゆみに携帯を見せると、「お母さん、なにやっちゃったの? 一斉送信で20人もの人にメール送ってるよ、しかも2回」「えーっ!ナニそれ。知らないよ。あゆみに送ったら送信できなかったんで、もう一回送ったんだけど」。
結局、みんなにごめんなさいメールをまた一斉送信。
「それにしても、お母さんの友達ってみんな優しいんだね。うちだったらこんなメールはくれる人いないけどね」。
いつも、メールすることのないような人と、暮に思わぬことでメールが弾んじゃって、怪我の功名って言うのもなんですが、ちょっとポッとした気分になりました。