1月14日 銀行

普段あまり行かないB銀行へ行った。ATMの機械の前に行くと、それだけでも緊張するのに、引き出しを押してカードを差し込んでも入っていかない。何度やってもうまくゆかないので、フロアレディと呼ばれる人に「すみません」と声を掛ける。「どうしましたか?」「カードが入らないんですけれど、特別なカードじゃないと入らないですか?」「いいえ、そんなことはありません。カードがさかさまなだけですよ」えー!!!。真っ赤なカードの差し込むほうに、そういわれると▲マークのようなのが書いてあるが、反対側にも似た様な模様があったので、すっかりそっちだと思い差し込んだのだ。いつものA銀行では一度もそういうことがないのに。恥ずかしい。引き出しの金額を入れると、カード、通帳、紙幣、貨幣が同時にガバッと出てきた。カードを取り、通帳を取り、紙幣を取り、その間中、早く貨幣を取れとばかりにパホパホパホパホいう音がずっと鳴っている。何だか現金強盗したんで警告音を鳴らされているみたいな気分。
その後、両替の機械の前に立つと、カードを入れろとある。あれ、現金でおろしたのを両替するのではなく、引き出しながら両替する機械なの? また、呆然としてしまって、再びフロアレディに目配せすると、また来てくれた。「すみません、現金を両替できないんですか?」「いいえ、できますよ」「カードを入れろと書いてあるけれど」「それはキーのようなもので、それを入れないと両替できないんです。引き落とししながら両替はできませんよ」という。じゃあ、カードもっていない人は両替はできないのか?
一回に50枚までとかいう機械で、現金を入れて、5000円を何枚、500円を何枚、とかやる。本当は細かい金種で欲しいのだが、窓口でそれをすると手数料がかかる。いやあ、やっかいだ。
銀行によってこういう機械がさまざまで、振込み先を打ち込む五十音が逆に並んでいたり、比べたことはないけれど数字の並びも違っていて、打ち間違えたり、探すのに時間がかかったり。
確かに人の口座から預金を引き出したり、振り込め詐欺だのなんだのの予防もあるけれど、もうちょっとわかりやすくしてくれー。あのサイレンやめてくれー。