森まゆみの本

明治快女伝―わたしはわたしよ(文庫)

[20]明治快女伝―わたしはわたしよ(文庫)

目次 明治女学校のころ 青鞜の「新しい女」 大正的事件 私は納得しない もの書く女 人のために生きる 天職をみつけて それでも私は演ずる 横紙やぶりの人生 ...

2000年8月18日(金)発行  638円
>>詳しくはこちら

鴎外の坂(文庫)

[19]鴎外の坂(文庫)

主要参考文献 ・森鴎外の作品については「鴎外全集」岩波書店版、木下杢太郎ほか編、一九七一~七五年版を用いた。そのほかは現時点で入手しやすい版を掲げた。 ・WEB版注)本サイトでは「鴎」と記載しているが...

2000年7月1日(土)発行  629円
>>詳しくはこちら

大正美人伝 - 林きむ子の生涯

[18]大正美人伝 - 林きむ子の生涯

<目次> 第一章 田端の蛇御殿7 第二章 新橋浜の家39 第三章 頭山と杉山71 第四章 日向輝武現わる 107 第五章 「新貴婦人」のころ 147 第六章 大浦事件 181 第七章 大正スキャンダル...

2000年6月20日(火)発行  1810円
>>詳しくはこちら

その日暮らし

[17]その日暮らし

ローンのために働いたり、備蓄のために物を買い占めたり、<いい学校>へと子どもの尻を叩くのは嫌だ。その日食べるだけものを買い、簡潔に暮らしたい。 <あとがきより> コンビニについて、ゴミ問...

2000年1月20日(木)発行  1900円
>>詳しくはこちら

人町(ひとまち)

[16]人町(ひとまち)

アラーキーはついてる。ここで雲がほしいといえば突如飛行機雲。中学生なんか来ちゃったりして、といえば斜めにバッグをかけたかわいい三人組。猫が来るといいな、というとどこからともなくニャーオ。これには驚い...

1999年11月25日(木)発行  2800円
>>詳しくはこちら

のほほん親本舗

[15]のほほん親本舗

2004年12月 改題「とびはねて町を行く」(集英社文庫) 産んじまったんだ、仕方あるめぇ とびはねて町を行く筆者が「走るひとり親」に続いて描く痛快エッセイ 子どもを育てるのに過保護でもいけない...

1999年3月31日(水)発行  1500円
>>詳しくはこちら

長生きも芸のうち - 岡本文弥百歳

[14]長生きも芸のうち - 岡本文弥百歳

浪花節全盛―明治に育つ 編集者時代―白山のアナキストたち 金沢情話 西部戦線異状なし―赤い新内のころ 色物席―新内舞踊から移動演劇まで 歌と句でつづる戦後史 中国の旅 新内のおこりから魯中まで―江戸...

1998年12月18日(金)発行  800円
>>詳しくはこちら

路地の匂い 町の音

[13]路地の匂い 町の音

森まゆみの町遊び十五年分 五感で町を旅しよう。 すると匂いの風景が見え、町のささやきが聞こえてくる。 街という字より町という方が好きだ。 街は中国の北京や奈良、京都のように権力者がつくった整然とした...

1998年9月25日(金)発行  1800円
>>詳しくはこちら

深夜快読

[12]深夜快読

家事が片付き、子供が寝静まる。 さあ、これからが私の時間。 至福の読書タイム 三つのときから読書病に罹っている。本の中の人物に憧れ、本を読んで世界を旅し地球の反対側の人びとの暮らしに思いを馳せた。心...

1998年5月25日(月)発行  1800円
>>詳しくはこちら

鴎外の坂

[11]鴎外の坂

「第48回 芸術選奨 新人賞受賞」 団子坂を歩き 暗闇坂に佇み 無縁坂で想う 坂に刻まれた鴎外の六十年 鴎外の足跡を追うとき、あまりに多くの坂を登り降りせざるを得ないのに気づいた。団子坂はもとより、三...

1997年10月30日(木)発行  1800円
>>詳しくはこちら

小さな雑誌で町づくり - 「谷根千」の冒険

[10]小さな雑誌で町づくり - 「谷根千」の冒険

2002年5月 谷根千の冒険として文庫本になりました。 「谷根千」年表付き。 いまだ古き良き東京の面影をのこす台東区谷中、そして文京区根津・千駄木。しかしこの町も、開発によって日に日に変わってゆく。 ...

1997年8月30日(土)発行  1900円
>>詳しくはこちら

寺暮らし

[09]寺暮らし

「私、ここに住みたい・・・・・住むことに決めました」 牛乳を買いに町に出て、フラフラと入った不動産屋で、著者は寺の境内にある小さなマンションに引っ越すことにした。 こうして鍋二つ、フライパン一つ、茶...

1997年7月10日(木)発行  1800円
>>詳しくはこちら

不思議の町根津 - ひっそりした都市空間

[08]不思議の町根津 - ひっそりした都市空間

「谷中スケッチブック」が世代交代や老朽化で壊されていく谷中という町を散歩しながら記した本であるならば、根津はも少し郷土史家としての欲も出て、史料を探査し生まじめに書いた本である。 地域雑誌「谷中・根...

1997年5月18日(日)発行  720円
>>詳しくはこちら

抱きしめる、東京―町とわたし

[07]抱きしめる、東京―町とわたし

目次 花電車のころ 東京オリンピック 東大落城す 都電の消えた日 早稲田と赤坂 安心して死ねる町 さよなら水晶ローソク 地上げの嵐 路地の人々 大家ハラスメント つわものどもが夢のあと ...

1997年4月18日(金)発行  600円
>>詳しくはこちら

かしこ一葉 「通俗書簡文」を読む

[06]かしこ一葉 「通俗書簡文」を読む

2004年2月追記 樋口一葉の手紙教室として、ちくま文庫に入りました。 手がみの文はさのみことヾ敷ことゑらびせんよりたれにもわきやすくすなほなる詞もて思ふこゝろをさながらいひあらはさるゝやう書ならひ...

1996年11月25日(月)発行  2300円
>>詳しくはこちら

明治快女伝 わたしはわたしよ

[05]明治快女伝 わたしはわたしよ

1980年に、私は『日本の女』(晧星社)という本を橘樹まゆみのペンネームで出した。初めての本である。二十五歳だった。 このたび全面的に書きかえ、新版を出すことになったのは、バージニア・ウルフ『女性に...

1996年8月5日(月)発行  2310円
>>詳しくはこちら

明治東京畸人傳

[04]明治東京畸人傳

この町を愛した この町に愛された 谷中五重塔、上野不忍池、千駄木、根津、本郷、東京の古い街並みに残されたとっておきの25人の物語 本書はかつてこの町に姿をみせた、気になる人たちの路上の肖像である。ほ...

1996年1月25日(木)発行  1553円
>>詳しくはこちら

ひとり親走る

[03]ひとり親走る

目次 ひとり親は元気 朝から晩まで なんで私だけが... 幼ない冒険 旧姓新姓また旧姓 ほか 自転車に乗って 赤い自転車 ファクスと万年筆 がん検診 ...

1994年10月18日(火)発行  1359円
>>詳しくはこちら

谷中スケッチブック - 心やさしい都市空間

[02]谷中スケッチブック - 心やさしい都市空間

「谷中スケッチブック」を書いてから九年たった。あのころ長男が生まれたばかりで、私は彼をしょって暑い夏に町を取材していた。 いま記録しなければなくなってしまう。どうにかこの古い町の美しさを、やさしさを...

1994年3月24日(木)発行  735円
>>詳しくはこちら

読書休日

[01]読書休日

いま住んでいる家も、けっして広くない。 本棚までは二歩である、坐っているコタツからでも、玄関からでも。だいたい玄関などというものはなくて、半畳の土間があって、ふすまを開けるといきなり六畳の居間兼仕事...

1994年3月5日(土)発行  1900円
>>詳しくはこちら