森まゆみの本

プライド・オブ・プレイス

[40]プライド・オブ・プレイス

人はどんな土地にもすむ権利がある。しかし実施には、たまたまその土地と遭遇したり、あるいはたまたま代々住んできたにすぎなかったりする。しかし、それはその人にとってただの空間(スペース)ではない。住むこと...

2005年8月18日(木)発行  2200円
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昭和快女伝 恋は決断力

[39a]昭和快女伝 恋は決断力

昭和を駆け抜けた女たちは恋のみならず、仕事、芸術、社会、子育てなど、打ち込むべきものをしっかりと持ち、波瀾に富んだ毎日を懸命に生きた。夫の浮気や離婚も気にしない。戦争という歴史的な大事件も乗り越え、...

2005年8月3日(水)発行  630円
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アラン=フルニエ「グラン・モーヌ」ある青年の愛と冒険 森まゆみ解説

[39]アラン=フルニエ「グラン・モーヌ」ある青年の愛と冒険 森まゆみ解説

背が高く、考え深げで、自由に生きる少年、オーギュスタン・モーヌ。この神秘的な転入生に、憧憬にも似たやさしいまなざしを向けつづける、寄宿先の教師家族の息子で語り手のフランソワ。ある日、授業を抜け出した...

2005年2月14日(月)発行  2520円
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とびはねて町を行く

[38]とびはねて町を行く

2004年12月に出た文庫です。 「のほほん親本舗」の改題です。巻末に「谷根千」50号掲載のこども座談会が収録されています。 往来堂の笈入さんが嬉しい紹介をしてくれています。 ...

2004年12月20日(月)発行  514円
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彰義隊遺聞

[37]彰義隊遺聞

昭和29年(1954)年に本郷駒込動坂に生まれた私にとって、休日の楽しみといえば、いちばん近くの盛り場である上野の山や動物園で遊び、松坂屋で買物をし、屋上の遊園地で遊ぶことだった。広小路を渡るとき、...

2004年11月25日(木)発行  1600円
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樋口一葉の手紙教室

[36]樋口一葉の手紙教室

かしこ一葉 「通俗書簡文」を読むが文庫になりました。 ...

2004年2月11日(水)発行  714円
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林芙美子 放浪記 森まゆみ解説

[35]林芙美子 放浪記 森まゆみ解説

私は宿命的に放浪者である。 私は古里を持たない。 冒頭の有名な一説で始まる林芙美子の「放浪記」は、1930(昭和5)年7月に改造社から単行本として刊行、ベストセラーとなった。その後「続放浪記」、「放...

2004年2月5日(木)発行  2400円
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明治・大正を食べ歩く

[34]明治・大正を食べ歩く

創業当時の主人の想い、開店の経緯、持続の経緯などは案外わからないものなので、できるだけ店の人の話を聞いた。これは、いうところの食べ歩きの本ではなく、飲食の商売人の立場から見た、日本近代史といえるかも...

2004年1月5日(月)発行  950円
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こんにちは一葉さん ― 明治・東京に生きた女性作家 NHK人間講座

[33]こんにちは一葉さん ― 明治・東京に生きた女性作家 NHK人間講座

第1回 一葉女史、東京の人なり ~住んだ町、本郷・下谷・神田 第2回 くれ竹の一ふしぬけ出でしがな ~萩の舎の人びと 第3回 明治25年2月4日 雪の日 ~恋の故郷・半井桃水とのこと 第4回 袖には...

2003年12月1日(月)発行
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東京遺産 - 保存から再生・活用へ -

[32]東京遺産 - 保存から再生・活用へ -

...(略) 一方、東京に財力と文化が集中したために、その表現としてすぐれた建造物も多く建ったといえよう。また暮らしの中ではぐくまれたかけがえのない町並、道、風景もたくさんある。 しかし残念ながら、...

2003年10月21日(火)発行  780円
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森まゆみの大阪不案内

[31]森まゆみの大阪不案内

よその土地の人びとはたとえば東京にある固定したイメージを持つ。関西に全く根のない私も、大阪についてたわいないイメージを持っていた。 「もうかりまっか」「ぼちぼちでんな」、食い倒れ、道頓堀のグリコ、吉...

2003年10月15日(水)発行  1600円
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「即興詩人」のイタリア

[30]「即興詩人」のイタリア

第12回 JTB紀行文学大賞受賞!(PDF) ありがとう! いったい私は「即興詩人」を携え、ローマへ続く道をたどった何人目の日本人だったのだろうか。 「即興詩人」は波乱万丈の物語で、偶然の出会いと符...

2003年6月18日(水)発行  1900円
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神田を歩く―町の履歴書

[29]神田を歩く―町の履歴書

江戸開府400年記念 だから、この町が好き。 武家屋敷は学生街に、職人町は中小オフィス街に...。 時代とともに姿を変えるが、 神田はいつも、奥深い魅力にあふれている。 <帯より> <目次> ...

2003年4月25日(金)発行  1800円
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海はあなたの道 - 越境のKOREAN/JAPANESE

[28]海はあなたの道 - 越境のKOREAN/JAPANESE

これは、二〇〇二年三月の十日間ほどの旅の記録である。 「越境」あるいは「国境をなくす」ということについて関心が募ったのは、二〇〇〇年十二月、和光大学リ・ジンヒ教授の学生たちと韓国を旅したときである。...

2003年4月2日(水)発行  1600円
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昭和ジュークボックス

[27]昭和ジュークボックス

【目次】 七つの子 水色のワルツ スーダラ節 アカシアの雨がやむとき 潮来花嫁さん 銀座の恋の物語 君の名は 月がとっても青いから テネシー・ワルツ 明星とエースコックの即席ラーメン こんにちは赤ちゃ...

2003年3月18日(火)発行  1600円
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人間は夢を盛るうつわ

[26]人間は夢を盛るうつわ

目次 人の距離 沖縄の宿 北信南越雪譜 巨人・大鵬・卵焼 ふしぎな先生たち ピアノとパソコン 何一つ良くは見ざりき "サミットの沖縄"だより 富士山、なくなる? 何を建てても勝手なの?〔ほか〕 ...

2002年8月18日(日)発行  1900円
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谷根千の冒険(文庫)

[25]谷根千の冒険(文庫)

地域雑誌「谷中・根津・千駄木」誕生の舞台裏 (帯より) おかげさまで二〇〇二年四月、「谷根千」は今日もどうにか元気です。 「小さな雑誌で町づくり」はおよそ十年前の八月に出た。私が三人の子を抱えて離婚...

2002年5月8日(水)発行  720円
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風々院風々風々居士(ふうふういんふうふうふうふうこじ) 山田風太郎に聞く

[24]風々院風々風々居士(ふうふういんふうふうふうふうこじ) 山田風太郎に聞く

山田風太郎先生にこの世でお会いできたことを望外の幸せに思っている。 お会いすることになった経緯は一章の最後にある通りである。 大作家風太郎さんはまったく偉そうでなかったが、私たちに合わせたり、ことさ...

2001年11月25日(日)発行  1400円
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アジア四十雀(しじゅうから)

[23]アジア四十雀(しじゅうから)

一九九七年の六月、私はおよそ二十年ぶりにパスポートを取得した。娘が高校の修学旅行で韓国へ行くので一緒に取ったのである。一次、数次といういい方はなくなり、家族パスポートも廃止され、様がわりにとまどいつ...

2001年9月25日(火)発行  1500円
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一葉の四季

[22]一葉の四季

樋口一葉にめぐりあったのは中学一年のとき。角川文庫に「一葉青春日記」と「一葉恋愛日記」が入っていて夢中になって読んだ。 この紫式部以来の天才といわれる女性が、わが住む町のすぐ近く、本郷に住んでいたの...

2001年2月20日(火)発行  700円
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森の人 四手井綱英の九十年

[21]森の人 四手井綱英の九十年

里山の発見者にして森林生態学の創始者。 今西錦司や桑原武夫を山に登り、京大探検部をつくった。 林野庁でも京大でも、森を守るために東奔西走。 自然保護にも力をかした。 豪放磊落な大学者の二十一世紀にた...

2001年1月30日(火)発行  1900円
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