情報トピックスに一件。近い予定です。
ここのところずっと、いやーな感じがしています。
新聞などでも取り上げられていますが、Winny(送る側も受ける側も匿名でファイルを交換できるソフトウエア=道具)を開発して配布していた金子勇氏が、「著作権法違反幇助」の容疑で京都府警に逮捕された件です。
著作権法違反に使われる道具としては、例えば、えんぴつ、パソコン(デジタルデータのコピーができる)、コピー機、デジカメ、ビデオカメラ...いくらでも挙げられますね。
なので、京都府警はWinnyを開発(して無償で配布)したことではなく、「著作権侵害の意図」を持っていたことを持って「著作権法違反幇助」の容疑で起訴したということのようです。
なんだそれ。僕には法律論なんかできませんが、おかしな話だということだけはわかります。これなら警察が逮捕しようと思えばなんでも「幇助」で逮捕できるじゃないか。
この京都府警の強引な逮捕請求に対して、裁判所が逮捕状を出したということが信じられません(しかも拘留延長まで決めている)。
日本全体の右傾化とあいまって非常にいやな感じです。
金子勇氏を支援する会をご覧ください。
10日あまりで1300万円以上の支援金が集まっていることに救われる思いがします。
世の中にはこんな話もあるようですが、彼らはなぜ逮捕されないんですかねえ:
答え:トモダチは大切に!
著作権については他にもおかしな話がでていて、
輸入音楽CDは買えなくなるのか? あらゆる輸入音楽CDに規制を?――危険な著作権法改正が進行中
なんかもあって、なんだかもうウンザリです。
どこかに記録しておきたくて、ちょっとこのコーナーの趣旨とは違いますが、ここに書いておきます。守本の個人的な考えです。