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くまのかたこと

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1月4日、1月5日

1月4日(日曜日)
いつもは一人でいるのに、家族のいるうれしさも4日くらいになると薄らぎ、早く帰ってくれないかな、という感じ。ほとんど一週間、仕事をせず、息子がいると「お母さん」になってしまい、三食作っては食べさせる毎日。母なども、孫を連れて行っても最初は大歓迎、2時間するともうそろそろ帰ったらという感じだったが、恐らく自分もそうなるだろう。吉本隆明さんの講演をテレビで見る。車椅子なのに、顔はいきいきしている。話もすごい。

1月5日(月曜日)
朝、娘と喧嘩。それをヒロシに仲裁してもらう。お母さんは相手のはなしを聞かず、激高するだけでコミュニケーション能力が足りないとおこられる。「その気持ちはよくわかる」とヒロシはまず相手を肯定する。私は「でも私は」と自分のことだけ言い立てるから「でもになっていない」と。
日比谷の年越し派遣村きょう閉村。見事な成果を勝ち取った。村長の湯浅誠さん、ネットでは「東大法学部の博士課程へ行った人が何が負け組か」といったやっかみ半分の中傷がなされている。官僚養成学部から彼のような人が出たのは奇跡に近い。弱いものの側にも弁の立つ人、アイディアの豊富な人、戦略を練れる人が必要だ。かといって彼をカリスマ化したり、選挙で党派的に利用したりする人にはもっと違和感がある。湯浅氏には家庭の中で自分の存在を問い、考えを深める契機があったようだが、知人にもハンディのある兄弟を持ち、東大の博士課程を出て、障害者問題や農業支援に取り組んでいる人がいる。東大卒を揶揄するのはそれも学歴差別ではないかしら。それにしてもネットではウィキペディアなどの同じ経歴がどんどん引用され、まるでサブリミナル効果みたいになってくる。例えば私など「離婚して子供三人を育て」ばかりが繰り返され、森まゆみのキーワードは離婚になったりしている。別に本人は売り物にしたりしていないのにね。

森まゆみ

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