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くまのかたこと

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2008年10月26日(日曜日)

セレブな方達との昼食会にお誘いをうけたが、やっぱり緑が恋しく郊外をめぐるツアーに二人で参加.

ミニバスに12、3人。みんな異国人同士。ガイドさんは中国系のオーストリア人らしい。彼女が一生懸命説明するのに後ろの男たち3人はずっと声高にしゃべり、ほかの客はイライラ。何度か注意するがやまない.
聞いたらイタリアからの兄弟みたい。10後に集合というのに、滝までいって水浴びしているらしく帰ってこない.こんなことの繰り返しで、もうみんな頭に来て、わたしはイタ公のいたろう、ちょっと見なれば、なんて鼻歌を歌って.ホントに団体行動のできないのはインド人とイタリア人.そこが好きでもあるが.一番怒っていたのはイギリス人。

水上生活者の村とか、道教、仏教、儒教の寺とか、見物も面白かったが、人間模様の方が見てて飽きなかった。3時半のフェリーでマカオに渡り、ポウサダ・ディ.サンティアゴというホテルに泊まる。
ホテルのフロントはいかに最新式でゴージャスかを縷々、説明するが、インテリアはわたしの好みでなく、コーヒー色の壁に中国の絵、クローゼットも含め、扉はすべてバームクーヘンのような印刷の板で、ベッドカバーは真っ赤っか。窓から海と夕日が見えるのはいいけれど.16世紀の城塞を保存改修というものの、ホテル部分はすべて新築。本場ポルトガルのポウサダとは似て非なるものであった.イワシのフライ、海老のガーリックいためで赤ワインを一本開ける.超高し。

森まゆみ

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