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くまのかたこと - 旅の宿編

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長野 仙仁(せに)温泉岩の湯(1989年)

この宿は大感激した。長野から長野電鉄で30分。須坂という駅前は何の変哲もないが町並み保存をがんばっている。宿は町からバスで30分。川のほとりにある。
山を背に建った和風の宿は、必要以上にゼイタクではないが、子どもには背丈に合った浴衣、寒いでしょうと足袋も貸してくれ、浴場へ行くと、これが洞窟風呂で混浴である。
あまり熱すぎないし、こういうところへ来ると裸も気にならず、同宿した誰彼とうちとけていつまでもおしゃべりする。そして食事がすばらしい。一組ずつ個室があり、実に手の込んだおいしい夕食だった。死ぬ前にもういちど行きたい。変わらないといいけれど。

森まゆみ
2004年3月5日(金曜日)公開

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本田道代2006年4月22日(土) 10時31分
随分昔に行きましたが、 虫除けの線香を用意してくれたり、 いちいち言葉掛けしてくれるのが、嬉しかったです。
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