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地域雑誌「谷中・根津・千駄木」 55号
秋が来たんだ - 林芙美子の「放浪記」
1998年10月15日(木曜日)発行  420円   在庫有りマス -> 購入方法
55号 秋が来たんだ - 林芙美子の「放浪記」
特集 秋が来たんだ - 林芙美子の「放浪記」

「私は宿命的に放浪者である。
私は古里を持たない。」

明治三十六年十二月三十一日、
下関で生まれた林芙美子は、
母キクとその内縁の夫澤井喜三郎に連れられ、各地を転々とした。
大正十一年三月、尾道の女学校を卒業し、
恋人岡野軍一を頼って上京。
子守、店員、女工、女給.....。
食うや食わずの東京漂流が始まる。
大正十二年九月一日、
関東大震災に根津で遭い、
大正十三年、
狂噪の白山南天堂に姿を現す。

そのあとをたどってみた。
其の55 林芙美子特集(48p) 1998/秋
林芙美子「貸し屋探し」より+解説
諏方神社の祭礼(震災後〜昭和3年頃)−写真/白石一海さん提供
秋が来たんだ−林芙美子の「放浪記」
芙美子を理解するためのコラム
独断と偏見の林芙美子講座
私の放浪記−千駄木T・Sさん/古書ほうろうのAさん/根津のY.Mさん
谷根千ちず
慈雲の谷根千味めぐり・秋の巻−居酒屋「天豊」−赤松慈雲
谷根千美術図鑑−タナカヤスシ−謎の日本人画家−井上禎治
谷根千の水循環を探る旅−谷中の地層と水みち−秋山真芸実
この町にこんな人(千駄木)−横笛自作自演の三浦進さん
確連房通信
ひろみの生活道具探険・其の参−七輪の巻
ご近所調査報告−浜松寮探訪
弥生町補遺−終戦後の下宿「真正館」での思い出−阿部庄三郎
おたより
根津・曙ハウス−剪画/石田良介
編集後記
お知らせ

参考文献
「新版 放浪記」 1979 林芙美子 新潮社(新潮文庫)ISBN:4101061017
「林芙美子全集」 全16冊 1977 文泉堂出版
「放浪記アルバム」 1996 林芙美子[他]芳賀書店
「尾道と林芙美子・アルバム」 1984 尾道読書会・林芙美子研究会編
「林芙美子・ゆきゆきて「放浪記」」1998 清水英子 新人物往来社 ISBN:4404026226
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