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くまのかたこと

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2008年10月28日(火曜日)

もう帰る日、結局来た日、帰る日は移動がほとんど。
朝,相当重くなったトランクを引きラザロ地区というこれもポルトガル植民地時代のたてものの残る町をゆく。
いまの住民は植民地に付いてどんなふうに感じているのだろうか。他国を自分の領土としたからにはそれなりの軍隊や強権も張り付いているはずなのに。長い植民地時代に人種の融和も進んでしまったのだろうか。
それにしても移築復元されたのもあるのだろう、「まるでたてもの園ですねえ」というポン太の感想と同じ。
10時半のフェリーでまた喧噪の香港に帰ってきた.波止場からタクシーで,香港駅で飛行機の搭乗手続きを終え,3階の飲茶にはいったが,コロアネとはまるで別世界であった。やたらウェイターは急いで歩き回り,高い食事を勧め,お茶を注ぎ足し,食べるはしから片付ける.
昨日あんなに美味しくて19元だった麺がこのスタイリッシュな店では98元する。足して200元ちょいかな,と思ったら,ちゃんとお茶代とサービス料がとられて288元もした.昨日の麺が20杯食べられる.
帰りの飛行機では公開に先駆け「レッド クリフ」を見られた.中学以来の三国志ファンだが、細部を覚えていなかった。周瑜はトニーレオン、諸葛孔明は金城武、中村獅童、趙子龍はフージュン、中国映画に詳しいポン太の解説付きで久しぶりにいい男をたくさんみてしまい興奮冷めず。ただしトニーレオンの相手役の女優がよくない.有名なモデルで映画初出演だそうだけれど「まるで三遊亭円朝に出てくる幽霊みたいですねえ」.同感。

森まゆみ

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