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くまのかたこと - 旅の宿編

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熊本 石山離宮五足のくつ

明治40年、与謝野鉄幹を中心に新詩社の同人5にんが南蛮文化を巡る夏の旅に出た。北原白秋、吉井勇、平野万里,そして木下杢太郎である。
天草の教会にいた神父さまを訪ねたこのたびは白秋の故郷柳川も通っているがなんと言っても白眉は天草である。
そこに超高級旅館そのなも五足の靴ができ,泊まるチャンスがあった。かなり評価できる宿である.石の上に離れが建っている.
私たちの泊まった部屋はすごく広く,お手洗いが2つ着いていたので,それぞれ占有できた.バリ島のリゾートのように外にシャワーがあり,石造りの温泉の浴槽があり,南国特有の葉の厚い木立の向こうに海が見える。アンリルソーの絵のようだ.
海を前にしたベランダでシャンペンを飲み、空が闇になるまでご主人の山さんとはなす。
食事は大王ドリの鍋はじめ、土地の素材を生かしたものである。お風呂の中で読めるビニ本がおいてあり,わたしは邪宗門を読む.
ちなみに石けん類はブルガリでとても好みのにおいがした。こんどは貯金していってみたいものである。

森まゆみ
2007年10月27日(土曜日)公開

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