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地域雑誌「谷中・根津・千駄木」 91号
特集/楽しく暮らせる町とは 子どもの遊び、少年の記憶
2008年12月4日(木曜日)発行  500円   在庫有りマス -> 購入方法
91号 特集/楽しく暮らせる町とは 子どもの遊び、少年の記憶
昭和三十一年、動坂生まれ。五、六歳ころの遊びはいつも姉と二人。家の階段で「電車ごっこ」。牛乳やプラッシーを車内販売。車掌一人客一人。切符をパンチするのが楽しいので車掌役を取り合う。渋々私は客。早く降りろ、早く乗れと車掌が指図する変な電車。六畳間を海に、布団を島に見立て「嵐ごっこ」。溺れるのは私の役。「おねえちゃーん、助けてー」。親の留守中「舞踏会ごっこ」で乾杯の練習。おそらく姉が読んだ本に、ドレス姿で乾杯するシーンが登場したのだろう。「中指と薬指の間にグラスを挟んで持つのよ」と教わり、食器棚の赤玉ハニーワインを飲んだ。究極は「しゅん金つり」。二段ベッドの上段から、マヨネーズをつけたパンの耳を紐でブラ下げ、幼い弟を釣った。弟はパンほしさによちよち、パクパク。外に行くときは姉の友人の家。鬼ごっこもかくれんぼも、私はお豆とか、おみそといって仲間に入れてはくれるが、捕まっても鬼にならない。これがいやだった。
昨今、午後の町を歩いても、少年少女を見かけない。公園にも路地にもいない。谷根千近くの須藤公園はグラビア撮影とおじさんたちの日向ぼっこ。塾?
お稽古事? 一人歩きは危険? 家の中でゲーム?
原因はいろいろあるだろう。でももっと外に出て遊ぼう。防災広場で大鬼ごっこ大会でもしませんか。(特集「おわりに」より)
目次―地域雑誌「谷中・根津・千駄木」其の九十一 二〇〇八・初冬

◎特集/楽しく暮らせる町とは
子どもの遊び、少年の記憶
◆昭和36年度卒業谷中小学校6年3組写真展
◆遊び場は藍染大通り―渡辺正晴さん
◆三畳のバラックで―長谷川加厨子さん
◆戦争ごっこは須藤公園―高橋健さん
◆駄菓子やの思い出―山辺康美さん
◆あの頃の幸せな時間―川村サヨコさん/石黒愛子さん/田辺武さん/山下浩子さん/奥村雅夫さん/中川富則さん/三堀久子さん/黒川恵子さん/黒川倬生さん/川北修一さん/川原理子
◆ぬりえ美術館
◆おもちゃの歴史/遊びのいろいろ/遊び場ルポ・子どもをさがして

◎あのころの林町界隈
規少年、写真家を志す―高村規さんに聞く

◎谷中植物園7
冬越しする南方の植物たち―文/西岡直樹 スケッチ/西岡由利子

◎この町にこんな人〈谷中〉
寄席文化の継承を!―三遊亭円左衛門さんに聞く

◎おいしい店見つけた 喫茶谷中ボッサ―中濱潤子

◎子規庵、夏休み水遣りの記
ヘチマの花が咲いている―奥村雅夫

◎森まゆみ「聞き書きという幸せな作業」
東京転々 中一弥の人と仕事(後半)

◎草創期の挿絵画家
鰭崎英朋のこと―平山曄さんに聞く

◎追悼 岩崎寛彌さんのこと

●谷根千オンブズマン
●90号クロスワードパズル結果発表
●剪画「千駄木須藤公園」―石田良介
●マンガ谷根千秘録19―つるみよしこ
●確連房通信  ●おたより  ●編集後記
●「谷根千」バックナンバーと別冊のご案内

題字/本郷松しん 表紙画/植野美穂 校正/小野寺由紀子
助っ人/守本善徳+簗瀬香+林美子+吉野久幸+大野光江+吉田紀子+子ども劇場荒川・台東・文京のみなさん
組版/螢好泪ぅ覺覯茵蔽羚属ゝ子+丸山勇) 印刷+製本/蟷粟梗
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