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地域雑誌「谷中・根津・千駄木」 32号
夏は谷中生姜 - 日暮里駅前はしょうが畑だった
1992年7月15日(水曜日)発行  350円   在庫切れ -> 品切本複写サービス
32号 夏は谷中生姜 - 日暮里駅前はしょうが畑だった
特集 夏は谷中生姜 - 日暮里駅前はしょうが畑だった

「谷根千」をはじめたころ
谷中、といえば”墓地としょうが”
に相場は決まっていた。

この二つがダントツに有名だった。
いまなお、ある事典の「生姜」の項には
「東京谷中地方に産する」
と記してある。

そういえばときどき赤提灯の壁に
「谷中しょうが」の品書きを見る。
夏のビールはこれにかぎる。
味噌をつけて食べるとうまい。

じつは、しょうがが採れたのは
台東区谷中ではなく
荒川区日暮里。
ちょうど日暮里駅の
谷中とは反対側の前あたり。

いまビルだらけの街がほんとに
ほんの数十年前は畑であったのか。
それを訪ねて町に小さな旅をした。
其の32 1992.07.15
谷中しょうが特集(48p) 
表紙/渡辺華山「一層百態」より
きわめて珍しい根岸御隠殿(明治中頃)−写真/羽二重団子提供
連載エッセイ第2回−谷中少年期・餓鬼大将−文/宮本武夫+画/鈴木伸太朗
東京の野菜物語−夏は谷中しょうが
 谷中しょうがは日暮里の産−対談・関多美子さん+横山清四郎さん
 なぜ“谷中しょうが”と呼ばれたか?
 天保の頃の日暮しの里
 日暮里を変えた鉄道−沢野庄五郎さんの話
 農家の生活−横山庄右エ門さん
 吾が家の農作物−日暮里歳時記
 「しょうが」とはいかなる野菜か
郷土史発掘9−谷中天王寺町の由来−小森隆吉
谷根千ちず
しのばず学−誰のものでもない不忍池−天海僧正が池に託した宇宙観−小沢信男
3年半の映画館の記録−上野動物園・かもしか座−澤田喜子
町の記憶−鶉屋さんのこと
私の原風景−池之端の刀鍛冶−佐々木孝一さん
映画補遺の補遺−あなたはどこで映画をみたか?
 谷根千映画人名録追加(男性編)
確連房通信
あんな店こんな店−フランス家庭料理・スマイル、コジヅカハム
著者自筆広告23−木村民子「私の一歩を始めたい−主婦たちの素敵探し」電通
著者自筆広告24−澤功「澤の屋は外国人宿」TOTO出版
おたより
石川光明とその娘たち−石川哲也
谷中・銅菊−剪画・文/石田良介
編集後記
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Kh2006年6月16日(金) 07時34分
八百屋さんには静岡産「谷中しょうが」と書いたものが売られています。 店主に不当表示ではないかと言っても答えは???です。谷中の住民が 谷中しょうがの定義を明確にしてください。日本語を大切に!
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