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地域雑誌「谷中・根津・千駄木」 18号
根津藍染町から谷中真島町へ抜ける道 - 渡辺治右衛門(JIEMON)て誰だ
1988年12月25日(日曜日)発行  300円   在庫切れ -> 品切本複写サービス
18号 根津藍染町から谷中真島町へ抜ける道 - 渡辺治右衛門(JIEMON)て誰だ
特集 根津藍染町から谷中真島町へ抜ける道 - 渡辺治右衛門(JIEMON)て誰だ

根津神社交差点を東に入る道、
つまり権現さまの門前の、
不忍通りを隔てた向こう側が
根津藍染大通りです。
入り口の右側、今井雑貨屋さんの屋根には
かわいいとんがりがついているし、
左側の八重垣食堂は何かと町の目印。
歩いてゆけば両側に、
明治や震災前の長屋、対象の看板建築。
小鳥やあれば貸本屋もある。
牛乳やもあればそば屋も床屋もある。
なぜか懐かしいとおりなのです。
でもね、
両側に古い家が立ち並ぶのに、
どうしてこんなに道が広いの?
昔の東京は表通りでも、
人力車がやっとすれ違えるくらい。
三崎坂でも幅九尺しかなかったというのに。
- ちょっと調べたくなってきました。
其の18 1988.12.25
渡辺治右衛門特集(40p) 
表紙/「師走の街上」八木原捷一(昭和3年)
花車(昭和初期)−写真/江川政太郎氏提供
谷中天王寺町の人々・第4話−人生の明暗を見てきた土地−田辺徹
根津藍染町から谷中真島町へ抜ける道−渡辺治右衛門て誰だ
 一、あかぢ山への道
 二、大財閥渡辺家
 三、昭和二年の失言恐慌
 四、虎の子がパアの悲劇
 五、勝三郎と荒木しげ
 六、日暮里渡辺町−六郎の夢
 藍染大通り取材帳より−町並みイラスト/小島理志
著者自筆広告14−佐高信「失言恐慌−東京渡辺銀行の崩壊」駸々堂
朝倉彫塑館の鯉−平瀬志富
谷中・朝倉彫塑館−エッチング/棚谷勲
座談会・我が町を語る(壱)−懐かしい我が町並−谷中初音町三丁目
谷根千ちず
千駄木小学校創立80年−15539人のおきやがりこぼし
郷土史発掘−「遠野物語」の生まれたところ−柳田國男の谷根千−田中正明
谷中墓地散策−白秋の墓
ひろみの臨時ニュース−ガラスの靴は体に悪いのだ!−白山・ダニーシューズ
井戸補遺−風船あられの井戸
谷根千便利帳−頼りになるお医者さん(耳鼻咽喉・眼・皮・胃・整形・神・産婦・歯)
彰義隊補遺−町人から見た上野戦争
美術の散歩道−幻の浮世絵版画
確連房通信
寒行−冬の風物詩
おたより
谷中・雪の田口人形製作所付近−剪画・文/石田良介
編集後記
お知らせ
文化ガイド

参考文献
「失言恐慌 - ドキュメント東京渡辺銀行の崩壊」(改訂版)佐高信 1991.7 :駸々堂出版 ISBN:4397503400
「晩年の父」 小堀杏奴 1992.7 岩波書店(岩波文庫)ISBN:4003109813
「父」 小堀杏奴 1957 宝文館
「今なら話せる」下田将美 1956 毎日新聞社(61号でも参照)
「ふるさと千駄木」 野口福治著 1981.10 野口健治(出版)非売品(国立国会図書館)
「郊外住宅地の系譜 東京の田園ユートピア」山口広編 1987.11 鹿島出版会 ISBN:4306042189
「森」 野上弥生子 1996.9 新潮社(新潮文庫)ISBN:410104404X
「日本金融史資料  昭和続編 第25巻」日本銀行金融研究所編 1996.9 大蔵省印刷局 ISBN:4173102259

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