画家平沢貞通は1948年突然帝銀事件容疑者として逮捕されました。 当時すでに一流のテンペラ画家であった彼は以後画家としての創作活動が制限されます。
さらに、それまで描かれていた作品自体も半世紀のあいだ、闇に葬られそして現在に至るまで、発行されている美術資料にその名が記されることもほとんどなかったのです。
今回の展覧会で「平沢絵画」本来の姿を逮捕前逮捕後に分け、分類整理。画家平沢貞通の足跡をたどります。時間を追いながらありのままに鑑賞していただければ幸いです。
開催日 H20年9月5日〜H20年9月28日
(9月5日〜9月15日前期中期展・9月21日〜9月28日獄中期展)
会 場
ギャラリーTEN
東京都台東区谷中2-4-2
電話・FAX 03-3821-1490
主 催 画家・平沢貞通復権の会
【特別鼎談】
2008年9月5日(金) 「平沢貞通絵画について」 入場無料
針生一郎(美術評論家)
鈴木邦男(予備校講師)
平沢武彦(平沢貞通養子)
【会期中上映】
ドキュメンタリーNHK特集「獄窓の画家・平沢貞通」
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*平沢貞通展について
地域雑誌「谷中根津千駄木」90号
に、記事が掲載されています。
*2008年8月13日(水)、
新文芸坐(豊島区池袋)にて熊井啓監督作品「帝銀事件 死刑囚」(1964年制作)が上映されます。併映は同監督「日本の黒い夏 冤罪」(2000年制作)です。
帝銀事件 死刑囚 9:45 14:00 18:20
日本の黒い夏 冤罪 11:50 16:10 20:30(終映22:30)
《入場料金》一般1.300円 学生1200円 友の会・シニア1.000円