撮影され断片となった身体は、編集され生を取り戻す。
新しい時代のフランケンシュタインが造り出した映画たち。
継ぎ接ぎ痕もわからない、滑らかでフラットなクリーチャーは何を想い、どの様に生きるのだろうか。
映像で問う、「暴力」そして「身体」とは何か。
5人の作家による短編上映。
映像の身体、身体の映像 #4
フランケンシュタインコンプレックス
2008年4月30日(水)
会場
映画保存協会・
協和会の蔵
東京都文京区千駄木5-17-3 tel/fax 03-3823-7633
最寄駅:東京メトロ千代田線 千駄木または東京メトロ南北線 本駒込
徒歩10分 団子坂上 三河屋小林酒店向い路地 直進200M
協和会館隣り(児童公園の奥に入口あり)
16:30開場 17:00開演 入場料:500円
途中休憩、アーティストトークあり
佐々木友輔
1985年生まれ。「映像の身体、身体の映像」代表。映像作家。ホームムービーや手ブレの研究を行い、最近は「トランスフォーマー」とジョナス・メカスの接合を夢見ている。
有坂亜由夢
生まれる前の記憶はどこへ、死後の世界はどこへいくのか。記憶をたどるやいなや、膨れ上がる妄想・迷走・素っ頓狂!かけらが集って半獣半魚、私の体は図画工作!!
石塚つばさ
個人の生活や身体、場との関わりを主題に、インスタレーション、絵画、映像など複数のメディアで作品を展開。現在は主に「庭」をモチーフとした制作活動に取り組んでいる。
小森はるか
映像作品を中心に制作活動中。現在は育った環境を舞台に、自分とストーリーとの繋がりをいかに崩しその場所に新たな存在を生み出すかということに取り組んでいる。
笹川治子
映像は無意識に様々なイメージを植えつけてくる。現実と空想の境目が曖昧になる映像世界で、表現の可能性とその反面見落とされてしまう物は何かを考える。