■個性的な新刊書店が閉店になります
書肆アクセスが11月で閉店することになりました。
ここは神保町の一角にある十坪ほどの小さな新刊書店です。地方小出版流通センターの直営販売店として1976 年にオープンしました。大手取次店の配本ルートに乗らない、小さな出版社が出す本や雑誌、そして多くのミニコミが並んでいます。
新刊書店の品揃えは、まるで「金太郎飴」のようだといわれます。
そんな中で、書肆アクセスには、ベストセラーがいち早く積まれることはなくても、ここにしかない本、ここでしか出会えない雑誌が、いつも溢れていました。
新刊書店から個性が失われていくなかで、ここは在庫によって個性を発揮する稀有な存在でした。
しかし、本の街にあるそんな書店が営業の不振を理由に11月をもって閉店することになりました。
本屋さんの現在とこれから
開催日時:2007年10月7日(日)
午後2時〜午後4時
場 所:
東京古書会館 地下多目的ホール
受講料 :無料
(ゲスト)
畠中理恵子(書肆アクセス店長)
永江朗(評論家)
田村治芳(彷書月刊編集長)
お申し込みは
こちらへ
※2007年9月30日(日)〆切
※お申し込みは先着順です。