日時=7月30日(月)午後7〜9時
発題=吉川恵美子(昭和女子大学教員)
タイトル「メキシコとコロンビアの佐野碩―その軌跡を追って」
今回はメキシコ近代演劇の父と評される"佐野碩(1905-1966)"の人生の軌跡をお話しいただきます。
佐野碩は、祖父に後藤新平、叔父に元日本共産党委員長佐野学、従兄弟に鶴見和子.俊輔姉弟という思想家の一族に育ちました。演出家としての才能を発揮し、左翼演劇運動の闘士として活動しましたが、思想弾圧を逃れ、1931年に日本を出国しました。
ソ連、ヨーロッパ各地、アメリカ合衆国で演劇活動を続け、1939年にメキシコに亡命しました。その後自ら演劇学校を創設し、メキシコ、コロンビアなどで、舞台芸術の刷新に貢献しました。 今回の勉強会では、ひとりの日本人演出家がメキシコにかけた夢と挫折の軌跡をたどります。
会場費=400円
会場=千代田区和泉橋区民館5階洋室D
JR秋葉原駅昭和通り口下車、
駅前の昭和通りを岩本町方向に歩き、最初の信号を渡って右折。
書泉ブックタワー隣り。駅から徒歩3〜5分程度の距離。
メキシコ学勉強会はとにかくメキシコが好き!という人が集まって、おおよそ月1回のペースで、メキシコに関して様々なテーマで話し合う集まりです。話し合うテーマは政治・経済・社会・文化等々、それこそ何でもあり。各人がそれぞれ興味のあるテーマについて調べて発表し、それに基づいてディスカッションしたり、時には外部からゲストをお招きして、そのお話を聞く回もあります。勉強会を通して、自分とは異なった視点からのメキシコや、知らなかったメキシコ、もっと面白いメキシコに出会っていく場になればと、考えています。メーリングリストへの登録会員(無料)になって毎回参加するのも、興味のある回のみに飛び入り参加するのも、自由。
皆さんの参加を、是非是非、お待ちしております。
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