◎と き 二〇〇七年七月七日(土) 午後六時〜(八時より懇親会あり)
◎ところ 文京区民センター 3D・会議室
電話 3814―6731
交通 地下鉄丸の内線・後楽園駅 徒歩5分
都営地下鉄・春日駅下車 徒歩0分
◎講話者/立花雄一 (元法政大学大原社会問題研究員)
◎講 話/横山源之助全集全11巻完結を機に
◎会 費/一〇〇〇円(会後、懇親会あり 食事飲物付、別途一〇〇〇円)
誰がいいだしたか、横山源之助を“ルポルタージュの祖”というようになっている。『日本の下層社会』(岩波文庫)という一冊の本が、その著者をして、かくいわしめるようになったのであろう。はなはだ特色のある男であって、その生き方は底辺的であり、かつその眼光と関心は日本近代の形成期である明治期の社会と文化の頂点から底辺の隅々にまでおよんでいる。民間学の創始者といっていい。山よりも高く、海よりも深い業績をいっぱい残している。現代にもあるという“本郷ムラ”の子孫たちは、みずからの祖を訪ねるところから出発の杖をつくべきであろう。
■講師略歴
立花 雄一(たちばな・ゆういち)
元法政大学大原社会問題研究員
■著書
『評伝・横山源之助』―底辺社会・文学・労働運動―
『明治下層記録文学』他
『横山源之助全集』全11巻 (責任編集)
主催/本郷クラブ(事務局)
文京区本郷2―16―9 スマイル企画内
電話 3812―6060/FAX 3812―6854
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