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情報トピックス

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公開自主講座 『公害原論』の宇井純をまなぶ
2007年6月23日(土曜日)
「宇井純を学ぶ」実行委員会
文京区本駒込3-9-3 トライビル3階 亜紀書房気付
TEL 03-3824-7238
WEB http://www.einap.org/jec/
13:00〜16:00
東京大学・安田講堂
資料代 1000円

主催 「宇井純をまなぶ」実行委員会
共催 日本環境会議

講演 「宇井さんの言葉と仕事は、何だったか」
淡路剛久(立教大学教授)
宇沢弘文(東京大学名誉教授)
最首 悟(和光大学名誉教授)
桜井国俊(沖縄大学学長)
原田正純(熊本大学教授・水俣学研究センター長)
吉岡 斉(九州大学教授)

討論 「宇井さんの言葉と仕事を、今後の研究と教育にどう活かすか」
パネラー
鬼頭秀一(東京大学教授、環境倫理学)
山下英俊(一橋大学講師、廃棄物・リサイクル研究)
友澤悠季(京都大学大学院生、公害研究)
三輪大輔(京都精華大学大学院生、コモンズ研究)ほか数名
モデレーター
小林和彦・井上 真


宇井純さんは、公害と環境の研究と運動において、常に「気になる人」だった。宇井さんの言葉と仕事は、ポジティブに、また人によってはネガティブにも、強いインパクトがあった。宇井さんはよく歩き、多くの人と語り、そして仕事をした。昨年11月に宇井さんは亡くなったが、彼のインパクトは多くの人たちの中に生きている。
「公害に第三者はいない」という科学の客観性と公平性に関わる問題提起、「分からなくなったら現場に出ろ」という現場主義、「矛盾している情報を掘り下げてゆくとそこに真実がある」という論理的思考と実証データの重視、「複数の研究分野をもて」という学際的研究の実践、「どんな立場にいてもやることはある」という連帯への指向など、私たちは自分なりに租借し、あるいは批判して、今後に活かす必要がある。そこで私たちは、学問や大学に対する批判も含めて、宇井さんの言葉が自分にとってどんな意味を持つのかを、宇井さんを直接知らない若い世代とともに考えるための場を企画した。


当日夜、文京区民センター3A会議室で「宇井純さんを忍ぶ集い」もおこなわれます。18:15〜20:45 会費2500円。詳細は実行委へ
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