東京大空襲の被災者にインタビューを重ねるアーティスト、カワチキララが証言によって音声作品を製作し、舞踊家の鈴木一琥がその「声」の中で踊る。会場は、この空襲を生き延びた江戸時代末建立の土蔵。62年前の一夜を、声と舞踊、そして空間によって追体験するライブパフォーマンスをぜひご体験ください!
舞踊パフォーマンス
『3.10 10万人のことば』
会期●2007年3月10日(土)
開演●午後2時〜、午後7時〜
出演●鈴木一琥(舞踊)、カワチキララ(サウンド)
チケット●2500円(1ドリンク付) 定員前売制(予約方法は本メールの文末を参照してください)
コンセプト
1945年3月10日午前0時8分、アメリカ軍は、東京の台東、隅田、江東の地域を中心に低空飛行による爆撃を開始した。投下された爆弾は約100万発、爆弾の総量は2000トン。「東京大空襲」と呼ばれるこの大規模な空爆によって、東東京は焦土と化し、10万人にも及ぶ人々が死亡した。
その後、東京の空から降るものは雨だけになった。しかし、世界のあちこちで人々の頭上には爆弾が降り続いている。東京大空襲は、日本人が世界に発信すべき何かを、世界の人々と共有すべき何かを、私たちに教えてくれる.
『3.10 10万人のことば』は、東京大空襲をテーマにしたライブパフォーマンス。
アーティストのカワチキララが体験者の証言によってサウンドコラージュを製作し、舞踊家の鈴木一琥がその声たちの中で舞う。会場は、浅草のギャラリーエフ。空襲を生き延びた江戸時代建立の土蔵である。
2007年3月10日、62年前の一夜を追体験するライブパフォーマンス『3.10 10万人のことば』が上演される。
プロフィール
鈴木一琥(舞踊家)
1972年東京都墨田区東向島生まれ。92年立命館大学に入学後、演劇活動を開始。97年よりパフォーマンスや舞踏を開始、国内のみならず、ニュージーランドや韓国、シンガポール、イタリアなど海外でも精力的に公演、ワークショップを行なう。現在、日本の伝統芸能のひとつである神楽を学びつつ、舞踊の根源を探求している。2006年は8月にインドネシアの「ロンボクアートフェスティバル」で『ヤナカヤガイ鬼』を上演。11月には「東京ダンストリエンナーレ」に参加し、イタリア人ダンサー、マッシモ・モリコーネと第二次世界大戦についての作品『#06.2006skin-fatman/littlebastard』で共演する。
カワチキララ(アーティスト)
1971年千葉県生まれ。94年、米・メリーランド州メリーランド美術学院油絵科卒業。 科学と美術の融合、歴史などをキーワードに、映像を使うインスタレーションからドローイングまで、多岐にわたるアート作品を制作している。2006年10月にはポーランド・ルブリン県にてビデオ「Far East Footsteps」展示した。
【ご予約・チケットご購入方法】
この公演は前売定員制です。定員となり次第、受付を終了とさせていただきます。
1)メールまたはお電話、ファックスにて、公演名と公演時間(午後2時〜、午後7時〜のどちらか、お名前、ご住所、お電話番号、チケット枚数をお知らせください。
TEL: 03-3841-0442(午後3時以降)
FAX: 03-3841-9079
2)ご予約後、チケット代金を郵便振替にて下記までご入金ください。
郵便振替口座 00180-8-408129 ギャラリー・エフ
3)入金確認後、予約を確定させていただきます。
●チケットはギャラリーエフの店頭でも御購入いただけます。カウンターにてお申し付けください。
※人数限定の公演につき、チケット代金お支払い後でも、ご予約の人数に変更がある場合は事前にご連絡をください。一人でも多くの方にお楽しみいただけるようご協力をお願いいたします。
--------------------------------------------------------------------------------
ギャラリー・エフ Gallery ef
〒111-0034
東京都台東区雷門2-19-18
Tel 03-3841-0442 Fax 03-3841-9079
URL●http://www.gallery-ef.com
|