3/27(火) - 4/1(日)会期中無休
12:00〜19:00(最終日17:00まで)入場無料
ギャラリーKingyo
文京区千駄木2-49-10
女子美術大学大学院・ファッション造形学科
修士課程二年修了制作 久保田磨美・平尾菜美
修士課程一年 井上織衣
三人による展覧会です。
身体・衣服を元にそれぞれの観点から作品制作しました。
久保田磨美は、阿弥陀籤をヒントに、自己を確認する場を提供します。それは、何世代、何万年にもわたって進化や変化を繰り返しつつ受け継がれてきた「今ここに在る身体」を見つめ直す場です。
平尾菜美は、モノの本質を問いかけます。自分の部屋やそこにある物は自身の囲いの中にあり、心に他なりません。物質・空間は同一のものであり、衣服とは、心を纏うことです。
井上織衣は、リズムを地球上のすべての生物の本質と捉え、環境(自然の音のリズム)と人(生体リズム)の調和が、私たちが衣服を着ることではないかと問いかけます。
同じテーマを三人三様に展開しており、修士の卒業制作というだけに力の入った作品です。今添付している画像は制作途中のスナップですが、出来上がりが大いに期待できます。私も楽しみにしている展示です。 扇谷