!新谷根千ねっとはコチラ!

情報トピックス

町の話題、イベント情報などをお知らせします。※掲載情報に関するお問合せは各トピックに掲載の問合せ先にお願いします。谷根千工房及び谷根千ねっとでは対応できません。あしからずご了承ください。
現在の情報トピックス一覧へ 2007年01月の一覧
第3回CIE映画上映会「映画としてのCIE映画」 東京大学大学院工学部
2007年1月18日(木曜日)
林 三博

E-MAIL
■■第3回CIE映画上映会開催【1月18日(木)18:00-】■■
日時:1月18日(木)18:00 -
会場:東京大学大学院工学部2号館9階
情報学環プレゼンテーションルーム92-B
主催:東京大学大学院学際情報学府吉見研究室
上映予定――映画としてのCIE映画
「音楽の森」「アメリカのサラリーマン」「格子なき図書館」
「スクエア・ダンスを踊ろう」「いとしき子らのために」(計5
本、約1時間56分)

東京大学大学院情報学環では、近年桐生市で発見され、現在東京フィルムセンターに所蔵されているCIE映画フィルム(占領期日本で教化・指導政策に携わった、GHQ/SCAPの機関である民間情報教育局 Civil Information and Education Sectionによる映画作品)についての研究会を開始することになり、この研究会と連動するかたちで9月より本学府所属の大学院生による主催にてCIE 映画の連続上映会を順次開催しております。

「日本社会の前進」というテーマに沿って選択した前回に対して、第三回では形式的に特徴のあるフィルムを幾本か集めてみました。題して「映画としてのCIE映画」。労働、音楽、ダンス、教育など、確かに主題もばらばらですが、のみならずそれらの構成も各々まったく異なります。過剰に説明的なものがある一方で、プロパガンダ映画であることさえも忘却しそうになる優雅なコンサートの世界。さらには、極度に演出がきいたドラマ仕立てのストーリーである「いとしき子らのために」。人々の想定をくつがえす最新鋭の外国製品が登場するのではなく、物語の展開が想定を超えていきます。

お忙しいなか、前回、前々回と、数多くの方々にお集まりいただきまして、心より感謝しております。これまでに参加なされたことのある方々には再度のご来場を、この案内文をお読みになりこの企画について初めてお知りになった方々にとってはCIE映画との際会となりうるだろうご来場を、主催者一同お待ち申し上げております。
ページトップへ