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情報トピックス

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深沢史朗展(前期) 栃木県那須郡・那珂川馬頭広重美術館
2006年12月8日(金曜日) 〜 2007年1月8日(月曜日)
那珂川町馬頭広重美術館
栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
TEL 0287-92-1199
WEB http://hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/exp.html#181208
深沢史朗は谷中・芋坂に住んでいました。谷根千20号32-33ページ「谷中の三奇人」参照。

生誕100年記念 自由を生きた画家 深沢史朗展
那珂川町馬頭広重美術館
栃木県那須郡那珂川町馬頭116-9
JR烏山線烏山駅からJRバス馬頭行き約30分
またはJR宇都宮線氏家駅からJRバス馬頭行き約50分

前期 平成18年12月8日(金)〜平成19年1月8日(月・祝)
休館日 毎週月曜日(ただし1月8日は開館)
年末年始 (平成18年12月25日〜平成19年1月2日)
午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
大 人 500(450)円 高・大学生 300(270)円 小・中学生 100(90)円
※()は20名以上の団体料金。
70歳以上の高齢者は無料。障害者手帳をお持ちの方・付き添い1名は半額。

12月9日(土) 午後2時00分〜 対談会
12月23日(土) 午後1時30分〜 ミュージアムトーク
詳しくは美術館ホームページをご覧下さい。
http://hiroshige.bato.tochigi.jp/batou/hp/exp.html

明治40年(1907)、のちにその作品が海外で賞賛を浴びることになる人物が、旧馬頭町(現那珂川町)北向田で生をうけました。深沢史朗、その人です。
 画家を志して上京した彼は川端画学校に入学、そして梅原龍三郎の弟子となり油彩画を学びます。しかし史朗が花開いたのは、版画に転向してからのこと。この頃、すでに60歳近く。まさに遅咲きの画家といっていいでしょう。それからの史朗は、昭和41年(1966)の第5回東京国際版画ビエンナーレ展に入選したのを皮切りとして、毎年のように国内外の国際版画展に招待作家として出品をし続けました。
 写楽などの浮世絵をモティーフにし、明快な色彩で彩られた彼の版画からは、あっけらかんとしたエロスと力強さが感じられます。60歳を超えてなお、自由でありたいと渇望し、若い人々と議論を交わした史朗を、人は永遠の青春版画家と呼びましたが、そのみなぎる熱気が画面に横溢しているようです。
 平成19年(2007)、史朗は生誕100年を迎えます。これを記念して開催される本展では、ご遺族や栃木県立美術館のご協力を得て、史朗の画業全体を見渡すことができるよう、代表作であるシルクスクリーンの版画群の他に、初期の油彩画や素描、ガラス絵、オブジェなども展示いたします。これら約80点の作品(前後期の2期に分けて展示)によって、郷土出身の画家、深沢史朗の足跡を辿りたいと思います。
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