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小石川の緑と景観を守ろう!
小石川山崎家旧宅一般公開イベント

2006年11月25日(土)午後1時〜5時
文京区小石川5丁目19-29

　文京区小石川5丁目19-29にある山崎家旧宅は、わが国の科学的地理学の祖、　　東京帝国大学教授の山崎直方(やまさき・なおまさ)氏が、大正中期(大正6年とも9年ともいわれる)に建てた和洋折衷住宅です。当時の和式住宅の部分の多くは、残念ながら、その後取り壊されたため、現在、応接室、執務室、書庫、客室などの洋風建築部分と、和室教室とが残されています。
　学者らしい重厚な造り付けの本棚、おしゃれなステンドグラス、寄せ木のフローリングや、文銅を使って開閉する窓など、大正中期の富裕な専門職階層の住宅の特徴を、かいま見ることができます。2階の喫煙室からは、南側にある国の重要文化財(銅御殿)を展望することもできます。ただ、隣接地には巨大マンション建設計画があり、この貴重な建物や、このあたりの心和む景観や閑静さも、いずれ失われてしまうかもしれません。

　長年放置されてきたため痛みが激しい部分もあり、また、和式住宅部分が取り壊された際に搬入されたさまざまなものが未未整理でおいてあります。「本来なら、補修や片づけを済ませてから、見ていただきたい」という山崎さんに特別にお願いして、下記の通り、一般公開させていただくことになりました。どなたできも参観できます(予約不要)。